なにわ男子病院のお姫様9【高校生編】 (ページ16)

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過敏性腸症候群(藤原、高橋、長尾) ページ16

長尾side

今日の夜勤は俺と高橋くん。

今のところは急変する患者さんもおらんしナースステーションで仕事を進めとったんやけど、、

長尾「あれ、Aどしたん。」

とっくに消灯時間が過ぎた頃、Aがナースステーションの前を通りかかった。

A「ちょっと、、といれ、、」

恭平「大丈夫？腹痛いん？」

A「はぁ、、だいじょ、、ぶ、、涙」

Aはそう言ってトイレに駆け込んでったんやけどしばらく出てこやんし。

やっと出てきた時には既に30分以上経っとったからさすがに心配で、、

長尾「大丈夫やった？少しは治った？」

A「ん、、ちょっと治ったけど、、おなかいたい、涙」

恭平「おお、大丈夫大丈夫。泣かんでええよ(撫」

長尾「心配やな、お腹痛いん続いとるし、、」

恭平「ん、痛いな？(撫」

実は最近こうやって夜中に腹痛を訴えて起きてくることが多くなった。

血液検査とか色々検査はしたけど異常なし。

A「といれ、、、いってくる、、涙」

恭平「おん、行っといで。ひとりで行ける？」

A「うん、、」

戻ってきたと思ったらまたトイレに行きたいって言い出すAに高橋くんもかなり心配そう。

長尾「なぁ、さすがにやばない？」

恭平「俺丈先生に連絡してみるわ。」

長尾「おん、頼むわ。」

とりあえず高橋くんに任せて丈先生に来てもらえるように連絡を取ってもらうことに。