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道枝side
西畑先生の説得もあって少しずつ落ち着いてきたA。
西畑「A、消毒せえへんからちょっとだけ傷見てもええ？」
A「……(ｺｸﾝ」
西畑「ありがとう。ちょっとごめんな？」
そう言って、Aのズボンの裾を捲る西畑先生。
西畑「お、めちゃめちゃ治ってきてる！！最初腫れてたけどだいぶ治ったな。」
A「ほんと、、？」
西畑「本当。傷口見る感じ治るのほんまにあとちょっとやん。」
A「……」
西畑「ちょっとだけ頑張ってみん？終わったらさ、みっちーが一緒にお散歩行ってくれるって。」
道枝「お、俺ですか？」
西畑「ええやん、なぁ？A、行きたいやんな？笑」
Aの方を見ると頷いてるし…まぁそれで頑張ってくれるならお散歩くらいなんぼでも行くけど？笑
道枝「A、頑張ったら久々にちょっと外行こか？」
A「…うん。」
西畑「おっ、偉いな〜じゃあちょっと足見してもらえる？」
道枝「ちょっと触るな？」
俺は軽くAの足を固定しながら横で声掛けをする。
西畑「じゃあ、今からちょっと傷口しみるけど頑張ろか。ごめんな〜」
A「っ、、いっ、、いたっ！！涙」
道枝「大丈夫大丈夫。」
痛みのあまり咄嗟に足が動くもんやから、ちょっとだけ固定を強めた。
A「いたい、、涙」
道枝「痛いな、、大丈夫やで？もうちょっとやからな。」
西畑「はい、おしまい。頑張った頑張った(撫」
A「いたかったぁ泣」
道枝「おん、よく頑張ってた、偉かったな(撫」
A「いたかった……みっちー…チョコ買ってぇ…」
道枝「え？」
A「Aがんばったぁ！涙」
道枝「あー分かった分かった、チョコでもなんでも好きなん買ったるから泣かんとって、、笑」
そのあとお散歩がてらAと一緒に売店行って好きなお菓子とジュースを買わされた。笑
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作者名：らいおん♪
| 作成日時：2023年1月11日 23時
