ダイエット(大橋、高橋) ページ4
恭平side
夕食の時間も終わって食器を下げるためにAの病室に向かう。
恭平「あれ、、どしたん？全然食ってへんやん」
全く手が付けられてない夜ご飯。
今日は比較的Aの好きそうなものばっかやのに。
恭平「どしたん、お腹空いてへん？」
A「………」
恭平「体調悪いん？」
A「ちがうー」
とにかく私は食べませんとでも言うかのように漫画を読み始めるA。
恭平「食べれそうならちょっとでも食べて欲しいな〜」
A「お腹空かないからいい、、」
申し送りで、最近Aが全然ご飯を食べんことは聞いてたけどついには一口も食べんようになったか、、
恭平「俺があーんしたろか？」
A「やだ」
恭平「え、こんなイケメンがあーんしたろか言うてんのに断ってええん？笑」
A「………」
ちょっとおどけてみたら気分も変わるかなって思ったんやけど全く効果なし。
恭平「なぁ体調悪いなら先生に一回診てもらお？最近全然食べてへんやろ？」
A「ちがう、食べたくないだけだもん」
恭平「ん、分かるで？でもずっと何も食わんかったらそのうち身体しんどなるで？」
A「A元気だから大丈夫」
恭平「口からご飯食べられへんのやったらお鼻からチューブ挿れたりAの大嫌いな注射いっぱいせなあかんで、、ええの？」
A「や、、やだぁ、、涙」
恭平「せやろ？だったら食べれる分だけでええから頑張って」
A「ん、、わかったぁ、、」
恭平「おっ偉い偉い(撫」
結局半分以下やけどちゃんと食べてくれたA。
明日からもちゃんと食べてくれたらええんやけど、、
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作者名：らいおん♪
| 作成日時：2023年1月11日 23時
