梟二翼目 始業式 ページ3
春麗らかな日差しに包まれ､電車に揺られる事､10分｡電車を降りて駅を出て真っ直ぐ､学校を目指す｡確か､今日は入学式で在校生はHRのみだっけっか?そんな事を考えてると肩をトントンと叩かれる｡後ろを見れば木葉先輩が
「おはよーございます､木葉先輩」
木葉「おはよ｡今日は大丈夫なのか､日差し」
「あ〜､まぁ辛いですけど平気ですよ｡顔以外は」
木葉「俺が壁になってやろうか?」
「たった3cmしか違わないのに壁になれます?」
木葉「生意気な口をきくのはどの口だ〜?」
「いひゃいいひゃい…!手ぇ､はにゃせ!」
木葉「反省するまで離さねぇよ〜」
赤葦「あんたら…こんな道の真ん中で何やってるんすか」
見れば分かるだろ､先輩からのスキンシップの域を越えるイジメだよ!多分!
「あかあひ!たひゅけろ!」
赤葦「はぁ…｡木葉さん､いい加減に離さないとAの頬真っ赤になりますよ」
木葉「ん?あ､そうだな…ほい」
木葉先輩の手が頬から離れる｡全く…ホントの事言っただけなのに…壁になるのは赤葦とか鷲尾先輩くらいですよ
赤葦「おはよう､A」
「おはよ､赤葦｡助けてくれてありがとうな」
赤葦「いいよ｡流石に助けないとかなと思ったし」
赤葦…!昔から知ってたけどなんて良いやつなんだ!小学生の頃も俺の体質に真っ先に理解して助けてくれたし､良い友達を持ったよなぁ､自分
木葉「そーいや､木兎は?」
赤葦「寝坊したようなので置いてきました」
「新学期早々に遅刻かな」
赤葦「大丈夫なんじゃない?家出てすぐに走ればあの人なら間に合うでしょ」
あ〜､間に合いそう…｡しょぼくれモードになってなければだけど…｡喋りながら歩けばもう昇降口｡先輩と別れ赤葦と一緒に教室へ向かう｡まぁ､中に入ればクラスメイトはチラホラしかいない｡長期休み明けって遅刻ギリで来る人多いんだよね｡席に着き､先生が来るまで音楽を聴く
それから十分もしないうちに他の人達も集まり先生が来て軽くHRをやってから始業式｡校長の長い話を聞き終え教室に戻れば新しいクラス発表｡赤葦は6組で俺は2組…｡離れるのか…次々と配られた人から移動していく｡途中まで一緒に移動し､別れる
「んじゃあ､赤葦､また部活で」
赤葦「うん､また部活でね」
新しい教室に入れば先生はもう居て､集まったら帰りのHR｡明日は自己紹介か…面倒だなと思いながら部室に足を進めた
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芽華 - アザミさん» 返信遅くなりましたすみません!変換ミスです｡教えてくださりありがとうございます!(*｀･ω･)ゞあとでコッソリと直させて頂きます…!! (2020年3月2日 4時) (
レス) id: f7f2823843 (このIDを非表示/違反報告)
アザミ(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いてます。読んでいて気づいたのですが、梟十翼目のキャラクターの兎木は木兎のことでしょうか？ (2020年2月28日 22時) (レス) id: c1cb9c1b68 (このIDを非表示/違反報告)
EMIKO(プロフ) - はい!!そうします!! (2020年1月18日 11時) (レス) id: 04697b5525 (このIDを非表示/違反報告)
芽華 - EMIKOさん» 今､検索してフォローいたしました!アカウントは消しといたほうが良いですよね…? (2020年1月17日 22時) (レス) id: d0543abc08 (このIDを非表示/違反報告)
芽華 - EMIKOさん» すみません…まだまだ不馴れなものでして…｡検索してフォローします! (2020年1月17日 22時) (レス) id: d0543abc08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：芽華 | 作者ホームページ：
作成日時：2019年3月25日 0時
