7話 USJ襲撃 1 ページ9
「んー…13号くんにも相澤くんにも繋がらない…駄目元で莉華にかけてみたけど、やっぱり繋がらない…」
─莉華は昔から集中しちゃうと周りが見えなくなっちゃうし、声を掛けてもなかなか気づいてくれないからなー…
「後10分程なら体ももつだろうし… 私が行く!!((ﾌﾞｯ」
そう言いながらマッスルフォームになるが、限界により吐血する。
「待ちなよ!!」
「校長先生!!」
仮眠室に入ってきた根津はお茶を入れながら教師論を話始めようとしていた。
オールマイトはUSJでのことが気になっていた。
─留守電じゃなく繋がらないというのが気掛かりだが…
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
障子によれば、生徒達は散り散りになっているがこの施設内にいるということだった。それが分かった13号は、飯田に学校までこのことを伝えに行くように指示を出す。渋る飯田に13号は
「救う為に 個性を使って下さい!!」
と、力強く言った。
『飯田くん』
「!」
『大丈夫、君は前だけを見て、ただ突っ走れ!!!』
「…っ!!」
「手段がないとはいえ 敵前で策を語る阿呆がいますか」
『バレても問題ないから!!』
「語ったんでしょうが!!」
13号はコスチュームの指の部品を外し、個性【ブラックホール】を、莉華は個性【植物】によって右腕を無数の蔓(ﾂﾙ)に変形させた。
『(さっき、爆豪くん達が攻撃した時危ないって言ってた)』
─つまりは実態があるということ!!…あるとすれば…
『…ここっ!!』
「!!」
蔓を実態がある場所めがけて巻き付け捕らえた。捕らえた敵を13号がブラックホールで吸い込む
…はずだった。
『「!!」』
「13号 災害救助で活躍するヒーロー やはり…」
「先生ー!!!!」
「戦闘経験は一般ヒーローに比べ半歩劣る 自分で自分をチリにしてしまった」
個性により発現したワープゲートが13号の個性を13号自身に向けていた。更には莉華が変形させた蔓もワープゲートを通り【ブラックホール】に吸い込まれていた。
「貴方は存じ上げませんが、なかなかいいセンスをしていますね ですが少々爪が甘かった」
「桜橋先生ー!!!!」
13号が気絶したことにより腕がもっていかれることはなかったが、ダメージは大きく腕は出血で赤く染まっていた。
『大丈夫!!』
「「!!」」
『君達は私が絶対に守るから!!』
不安そうに見ていた生徒達に莉華は笑顔でそう言った。
「ほぅ…大したものですね」
『全身全霊でお相手するよ!!』
莉華はボロボロの腕を再度変形させた。
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伊瀬(プロフ) - てくさん» 作品へのご指摘ありがとうございます。確認して、オリジナルフラグを外したと思うのですが、ちゃんと外れていますでしょうか？自分で確認するにはどうしたらいいでしょうか？質問ばかりですみません。 (2017年7月31日 8時) (
レス) id: 73a80f0bce (このIDを非表示/違反報告)
てく - 違反になりますので、オリジナルフラグを外していただけませんか？ 作品作成のルール・注意点・ガイドラインにも載っていますのでおめ通しください (2017年7月16日 19時) (レス) id: 42191458d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：伊瀬 | 作成日時：2017年7月16日 9時
