#２４２『仲良しかよもっとやれ。←←』 ページ12
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ラギスside
雨が降っている。
こんなに降るものか、とフードを被り直してアジトを見回した。
そばにはキルアがいて、同じ様にフードを被って身を潜めている。
キルア
「あのさ、」
『…なに？』
キルアの服は口元まで隠れる様になっていて目元しか見えない。
でもキルアが僕の方を見ていると分かるにはそれだけで十分だった。
キルア
「さっき、Aと何話してた？」
すぐに返事をする事が出来なかった。
口から出たのは言葉じゃなくて、少し冷えて白くなりつつある息だけだ。
キルアはアジトの方に目を向けながらも言葉を続けた。
キルア
「なんかAもラギスも様子おかしかったし。ちょっと気になってさ。」
雨の音がやけに響く。
僕も目を背けてアジトの方を見ながら返事をする。
『キルアには関係ない。』
キルア
「………そうかよ。」
「せっかく人が心配してんのによー」という呟きが聞こえる。
��「それだけは、絶対にあり得ないから。」��
いつもと違う声色と少しだけ寂しそうな顔。
また１つAが遠くなった様な気がして、どうしようもないくらい虚しくなる。
吐き出しそうになった溜息をぐっと堪えるとほんの少し息苦しくなる。
キルア
「……なあ。」
『…なに？』
キルアの方を見ても視線は合わなかった。
ずっとアジトの方を見つめている。
それを見て僕も視線を戻そうとおもった時だった。
キルア
「…なんか悩んでんならいつでも言えよ。」
『……！』
その後モゴモゴと口が動いて、ふいっと下を向いてしまった。
…多分キルアは聞かれてないつもりなんだろうけど、僕にはちゃんと聞こえている。
��「___仲間なんだからよ。」��
『___ありがと。』
言葉を届かせる気はなかったんだけれど、どうやら聞こえていたようだ。
真っ青で透き通っている目が僕の方を向く前にアジトの方を向いた。
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緋乃__*(プロフ) - ユーリYURIさん» だがも駄菓子もありません！！笑 (2020年5月22日 16時) (
レス) id: d43820db5a (このIDを非表示/違反報告)
ユーリYURI(プロフ) - だ、駄菓子www (2020年5月22日 14時) (レス) id: 84aaee8034 (このIDを非表示/違反報告)
緋乃__*(プロフ) - お花畑?さん» ああああありがとうございます励みになります！！頑張ります！！ (2020年5月22日 14時) (レス) id: d43820db5a (このIDを非表示/違反報告)
お花畑?(プロフ) - 更新待ってました！私、夢主ちゃんもラギも大好きです！ゆっくりでいいので更新応援してます！いつまでも待ってます！← (2020年5月22日 0時) (レス) id: 6aa43b5d57 (このIDを非表示/違反報告)
緋乃__*(プロフ) - ユーリYURIさん» わああっ！ありがとうございます！頑張ります！！ (2020年3月2日 21時) (レス) id: d43820db5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緋乃__* | 作成日時：2020年3月2日 21時
