#１０１『は？かわいい。』 ページ11
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コツコツ、とカルトの下駄が冷たい廊下に響く。
『ね、ねぇカルト。』
カルト
「何？」
『その…なんで私をキルアに会わせてくれるの？』
別にいいんだけどさ…『連れがいるの』って言ったら「Aだけ」って言われたんだよね。
ラギ達には無断でカルトについて来ちゃったわけなんだけど…
カルト
「Aがキルア兄様に会いたいって言ってるから。」
『で、でもさ！私の連れも皆キルアに会いたがってるんだよ？』
しかも私達今日で会うのが初めてだし、そんな特別扱いみたいな…
『あいたっ』
カルトがいきなり立ち止まったせいでポフッとぶつかってしまう。
カルト
「…キルア兄様が言ってたから。Aの事。」
くるりと私の方を振り向く。
カルト
「だから、Aに興味が湧いた。」
側にある扉に手をかけて私の方を見る。
カルト
「中にはお母様とキルア兄様がいるから、変な事しないでよ。」
『え？あ、わ、わかった…？』
なんか質問の答えになってなかった気がするけど…
私、ゾルディック家の１人から気に入られたって解釈でおーけい…？←
キィィと扉の軋む音が響き、中へ誘導される。
キキョウ
「カルトちゃんっ！急にどこかへ行ったかと思えば…」
機械みたいなのを顔につけた貴婦人(多分お母様かな？)と目が合う。
キキョウ
「あらあら…カルトちゃん、この方は誰？」
キルア
「A…！？！？」
『キルア！！！』
部屋の奥の方で手錠をつけられて傷だらけになっているキルアへ駆け寄る。
『キルア、よかった、よかったぁ…！！』
キルアは目をぱちくりさせながら私を見つめていた。
#１０２『変わってる人達に気に入られる体質なのかな…()』→←#１００『夜の和は神秘的すぎるなぁ…』
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へまとふぃりぃあ - お巡りさん、ヒソカです (2020年10月18日 21時) (
レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
緋乃__*(プロフ) - limeさん» あ、あ、ありがとうございます！！面白いだなんて…すっごい励みになります！！頑張りますので、これからもよろしくお願いしますっ！！！ (2020年1月5日 14時) (レス) id: d43820db5a (このIDを非表示/違反報告)
lime - コメント失礼します！面白すぎてpart1から一気読みしてしまいました！とても好きな感じの話で読みやすいです、更新頑張ってください！！！ (2020年1月5日 14時) (レス) id: 9541760200 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緋乃__* | 作成日時：2019年12月29日 14時
