レ ッ ス ン 2 ページ8
◆ you
気が付けば、私は楽屋にいて。
いつもみたいにみんながいて、笑ってて、私の知ってる楽屋。
…のはずなのに、
『…なんだろう、この感じ、』
この空気感に、ざわざわ胸騒ぎがするのはなんで?
嫌な予感が大きくなるのはなんで?
なんて、思ったのも束の間。
『…っな、にこれ、』
ふっと、色が消えて辺りは真っ暗になっていく。
目の前の状況を飲み込めずに、…っていうか飲み込めるわけもなく、
ぼんやり見える5人の後ろ姿を追いかけようとするけど、足が重たくて動かない。
いやだ、いかないで、なんて叫んでも届かなくて、なんで、
.
瑞稀「A、…A!」
『…っ!』
優斗「…大丈夫?」
耳元で響いた瑞稀くんの声。
…目を覚ますとベッドの上で、優斗が覗き込んでて、…あれ、?
優斗「Aうなされて、…っ、て、どうした?」
『…みんな、いなくならない?』
瑞稀「え?…まじでどうしたの、A、」
『HiHi Jetsは、なくならないよね?ずっと6人でしょ?』
ベッドに寝たまま、この状況が良く分からないまま、優斗の肩をがしっと掴む。
肩を掴まれた優斗も、ベッドのすぐ横に座ってる瑞稀くんも、
さっきから黙っている蒼も、ぽかん、って私を見詰め返すだけ。
瑞稀「…HiHi Jetsがなくなるわけねえじゃん、ずっと6人だよ」
なにかを察したような顔をした瑞稀くんは、優しく微笑んで、私の頭を撫でる。
その言葉だけでどっと安心して、でも泣かないように、ふーっと息を吐いた。
◆
669人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「HiHiJets」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
hkr(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます〜!来年も頑張る予定なので、これからも海月ちゃんを愛してあげてください! (2019年12月31日 16時) (レス) id: a1dbc129c1 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 今年は作者さんとこの小説に出会えて幸せでした来年もよろしくお願いします。 (2019年12月31日 14時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
hkr(プロフ) - みかん大好きさん» 七五三掛くん書かせていただきました…!短くなってしまい申し訳ないですが(;_;)リクエストありがとうございました! (2019年12月21日 22時) (レス) id: a1dbc129c1 (このIDを非表示/違反報告)
みかん大好き - リクエストです。トラジャの七五三掛龍也さんを出して欲しいです!!お願いします! (2019年12月20日 23時) (レス) id: 0a5129871d (このIDを非表示/違反報告)
hkr(プロフ) - (名前)かえでさん» えええ、こちらこそ!嬉しいです!!少年忍者はあまり詳しくないのですが、頑張って出してみます〜!ありがとうございました! (2019年11月22日 22時) (レス) id: 6f53780754 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:hkr | 作成日時:2019年11月22日 6時