〜夢を駆ける〜

食べたくない ページ24

高橋side

橋「A、一口でいいから食べない？」
歌「やだ」

このやりとりをかれこれ、10分もしてます。
うたちゃんが苦手な魚を橋本さんが食べさせようとしてるんだけど…

一向に食べないうたちゃん。

ここまで来ると魚がかわいそうじゃね？

井「Aなんでそんな嫌なの？」
歌「美味しくないもん」

瑞稀くんの質問に即答。
魚のこと嫌いすぎ笑

歌「それに、あんまり食べて来なかったから嫌」
猪「魚を？日本にいたら、普通食べるっしょ？」

うん。確かに給食もよく魚出てた。

「じゃあ、なんで？」
歌「だって、お料理はいつもパパのご飯だもん。パパ、イタリア料理店だもん。お魚あんまり出ないもん」
作「そっか。うたちゃんのお父さん、料理人か」
橋「うーん…じゃあ、イタリア風なら食べる？」

魚をイタリアンに？
やっぱ、魚好きで料理好きの橋本さん的には食べてもらいたいんだね。
うたちゃん、どうするんだろう。

歌「…少しくらいなら」
橋「お、マジ？じゃ、今度つくってみるわ」

これでうたちゃんの魚の苦手意識が減るといいんだけど。















ー後日ー

今日のお昼は魚(鮭)だけど…

うたちゃん半分食べてる！！

橋本さんすごいな！


井「食べれるようになったんだ」
歌「しゃけだけね」
作「それでもすごいじゃん！」
歌「ふふっ」
猪「お嬢、次は野菜だな」
歌「それは無理！」
全「笑」

とりあえず、うたちゃんの偏食も少しずつ治ってきて嬉しい高橋優斗でした。














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