HiHiの紅一点girl 2

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小春side




瑞稀「小春,ありがとね」




小春「え？どーゆうこと？」




瑞稀「んふふ笑」









キモいと言ってしまえば,怒られるのだけど




そう言ってしまいたいぐらいにやける瑞稀









瑞稀「こーゆうこと！」




小春「え？」









優しい笑顔に戻った瑞稀は




はるの後頭部に手をかけると




リボン結びをしてあるハチマキをスルスルとほどいた









橋本「まさか……笑」




瑞稀「はい」









ハチマキの端に書いてあるはずの榛名小春とゆう名前




しかし,そこには端正な文字で書いてあった名前




「井上瑞稀」









小春「これ,はるの……」




瑞稀「俺のはね……」









瑞稀は何かを言いかけて自分のハチマキをほどいた




そのハチマキには見覚えのある自分の文字




「榛名小春」









小春「そーゆうのずるい……//////」




瑞稀「小春のハチマキって不思議と速く走れるような気がした」









魔法だね,なんて言いながら抱きついてくるから




バカ,って言って抱きしめ返す




かっこよすぎるんだよ,バカー！









橋本「俺も入れろぉぉー！」









りょーちゃんが瑞稀ごと抱きしめてきた




相当力つよいなコイツ←









高校生活最後の体育祭はリレーしか参加出来なかったけど




最高に楽しい体育祭になりました！

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