HiHiの紅一点girl 2

過呼吸 ページ29

瑞稀side









外に出るのも嫌になるくらい暑い今日この頃









優斗「ここってさ,瑞稀くんのバク転だっけ？さくちゃんだっけ？」




作間「そこはね……」









いつも通りに自主練をしてたんだけど




突然,一世からあがった悲鳴









金指「はるちゃん⁉」




浮所「えっ⁉小春ちゃん‼大丈夫⁉」




橋本「ちょ,瑞稀‼」









まさかと思って近づくと




しゃがみこんで荒く息をする小春









小春「はぁ…はぁ…み…ずき……息…でき……ない…」




瑞稀「分かったから。こっち見て,一緒に息しよ？」









涙目でパニックになっている小春にゆっくり呼吸をするように促す




吸って,吐いてをゆっくり繰り返す




そうすれば,多少息も整ってきたようで









瑞稀「大丈夫？……じゃないよね。家帰る？」




小春「ううん。みんなに迷惑かけてばっかで……」




浮所「そんなわけないよ。俺ら小春ちゃんがいてくれないと困る」




小春「え……？」




浮所「小春ちゃん,たまには休んで？」









小春とがっつり目を合わせた浮所に




小春はきっと弱い




姉弟愛ってつよい←









浮所「ね？ほら,瑞稀くんが送ってくれるって」




瑞稀「は？そんなこと言ってないけど？」




橋本「そんなこと言っちゃってー。ホントは1番心配してるんでしょ？笑」




瑞稀「うるさ……//////」




優斗「みずっくん行かないんなら,俺が送ってあげるー‼」




瑞稀「は⁉お前はローラーの練習でもしてろ‼」




小春「ん……。瑞稀が良い……//////」









ヒートアップしそうになった小春争奪戦は小春が俺を選んでくれて終わった




周りからめっちゃ冷やかされるけど




まぁ,当然の結果かな←









瑞稀「ほら,帰るぞ」




小春「ごめん,ありがと」




瑞稀「別に……。小春が心配なだけだから」




小春「そーゆうのズルい……//////」









やっば




可愛すぎるんだけど……




やっぱり




優斗なんかには渡しません




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抹茶アイス様からのリクエストでした




ご希望通りでなければ,申し訳ありません




またのリクエストお待ちしています




ツンデレな瑞稀くんが書きたかったのですが




ツンデレの正解が分からない……笑

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