年下じゃなければ【Ryuto.S】 (ページ13)

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それからは、前と変わらない毎日だった。

私自身の気持ち以外が。

あの出来事から作間くんに対しての気持ちがわからない。

ゆあちゃんと楽しく話してるとこ見たりすると、今までは全く浮かんでこなかった気持ちがふつふつと湧いてくる。

作間くん、ゆあちゃんのこと好きなのかな、、？？

ダメだよ、なんでこんなこと考えてるんだ、、

拒絶したのは自分の方なのに、年下だからって恋愛感情が湧くのを自分で勝手に否定していたのかもしれない。

作間くんが楽しそうに学校の話をしていたりするのを聞いていると、少し心がむず痒くなってくる。

作間くんが同級生だったら楽しかっただろうな。

そんな自分の気持ちが分からなくなってきたある日、いつも通り作間くんとバイト先に向かっていると

『明日から、行き帰り一緒に行けなくなります、すみません、、』

「そっか、わかった。」

その時は少し寂しくなるけど何か事情があるんだろうと思い、深くまで問うことはなかった。

だけど次の日、早めにバイトに行って仕事をしていると、見てしまったんだ。

ゆあちゃんと2人でいるところを。