Flower 12【HiB】5

247【少しの違和感】[8月25日] ページ47

Side優斗


翌朝、中々起きて来ないA。


優斗「ちょっと俺A見てくる」


橋本「うん。お願い」








ｺﾝｺﾝ


優斗「A〜？入るよ〜？」


そう声をかけて部屋の中へと入る。


Aは疲れからなのか

ぐっすりとベッドで眠っていた。


優斗「A。A」


何回か声をかけながら揺さぶると

うっすらと片目を開けた。


A「ん……優斗くん？」


優斗「もう朝だよ」


A「え、うそ」


慌てて時計を見るA。


A「わ、ごめん」


優斗「いいよいいよ。連日事件の捜査で忙しかったし。

ゆっくりでいいから着替えたら下に来てね」


そう声をかけて俺はAを部屋を出た。





A「ほんとごめんね」


瑞稀「Aが朝寝坊なんて珍しいね」


猪狩「ほら早く飯食おうぜ」


優斗「お前の頭の中は飯のことだけかよ」





龍我「あ、梅干しもうないじゃん」


A「えぇ？この間買ってきたばっかばい？」


那須「あ、龍我戸棚のとこに

1個新しいのあったよ」


藤井「そういえば昨日の夜

またブラックローズ出たらしいね」


浮所「最近多くない？」


いつもと何も変わらない朝。

でも何だろう……。

何か違和感を感じる。


それが何かは分からないけど……。


俺がこの時の違和感の正体に気づくのは

もう少し後のことだった。

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ラッキーソング(Snow Manオリジナル曲)

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