お風呂場事件。2 ページ9
"ガラガラガラ!"と、極めて大音量で脱衣所から出てドアを閉める高橋くん。
私はただ必死に胸にまくタオルが落ちまいと抑えるばかりだった。
高橋「ほんと、ごめんね…。」
「ぜ、全然!仕方ないよ、こ、こういうこともあるから気をつけないと、ね。」
ドアの向こうから謝る高橋くん。
高橋「マジでびっくりしたぁ…。歯磨きし忘れてたからしようと思ったんだよね。(笑)」
「そうなんだ。ごめんねー、もう少しうるさめにお風呂入ってちゃんと私がここにいること自己主張しとけば良かった。(笑)」
高橋「いや、風呂入ってるのを自己主張するってどういうこと。(笑)」
ドア越しに笑い合う。
「えへへ…。あ、着替え終わったよ。ごめんね、変な格好見せて。入っていいよ。」
すると、恐る恐るドアを開けて顔を覗かせる高橋くん。
高橋「良かった、服きてる。(笑)」
「ほんとにごめんね〜(笑)」
高橋「んーん、もうこれはお互い様としか言えないよ。」
仕方ないよ、と笑う高橋くん。そうだね、と私も笑って、汚れ物となった服を洗濯機に突っ込んで、洗剤を入れてスイッチを押す。
実は、これがのちのち事件になるのだった…。
高橋「じゃ、寝よっか。」
歯磨きを終えた高橋くんがそう言って、私はそれに頷き、2人で脱衣所を出た。
673人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「HiHiJets」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mi(プロフ) - 朱莉さん初めまして!いつも楽しく拝見させて頂いています。よろしければ蒼弥くんとの絡みを入れて頂きたいです。次の話が更新されるの楽しみにしています。 (2018年11月30日 2時) (レス) id: e91381892b (このIDを非表示/違反報告)
朱莉(プロフ) - HiHiGirlさん» ありがとうございます。久々に更新させて頂きましたので、読んでくだされば幸いです。 (2018年11月9日 19時) (レス) id: ed21133e43 (このIDを非表示/違反報告)
朱莉(プロフ) - ゆいちごさん» ありがとうございます。出来るだけご希望に添えるようにさせて頂きます! (2018年11月9日 19時) (レス) id: ed21133e43 (このIDを非表示/違反報告)
朱莉(プロフ) - りぃさん» ありがとうございます。久々に更新させて頂きましたので、読んでくだされば幸いです。 (2018年11月9日 19時) (レス) id: ed21133e43 (このIDを非表示/違反報告)
HiHiGirl - すごく面白いです!次の話が更新されるの楽しみにしてます! (2018年9月13日 18時) (レス) id: 859e2768b5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:朱莉 | 作成日時:2018年7月9日 6時