11人と同棲！？

不穏な感じ。 ページ25

ある日の朝。

今日は早起きしなくちゃいけない。なぜなら、東京B少年の3人が朝からロケ。

なぁくんは自分で起きてくれたけど、大昇くんが起きてくれない。もう、あの人ほんとに寝起き悪い。
那須さんは起こせばおはよぉ〜って寝ぼけまなこで起きてくれる。楽チン。

「「「いってきまーす」」」

3人を見送って、いつものようにみんなに朝食を支給し、私も学校に登校する。
毎朝、なぁくんと登校してるからちょっと寂しいなぁ。


それにしても登校が楽。だって徒歩10分だもん。

生徒の中で1番楽な自信ある。


？「ちょっといい？貴女。」

「は、はい…？」

目の前に立ちはだかる人を見上げると、学校一可愛いと言われる、真野さきさん。なぁくんと同級生だから高校三年生だ。

真野「貴女、今日は直樹くんと一緒じゃないのね。Aさん。」

なんで私の名前知ってるの…。


「は、はい…今日は…ちょっと彼がお休みなので。」

仕事とは言えない。みんなにジャニーズJrだとバレているとはいえ、わざわざ彼の仕事事情を教えるわけにはいかない。

真野「悪いけど、貴女は直樹くんに釣り合わない。一緒に登校してるのも意味不明。」

あぁ、そういうこと…。めんどくさいことになっあぞこれは。

「べ、別に…なぁくんとはそういう関係じゃないですし…。ご心配なさらないでください。」

真野「あ、そう。じゃあ一緒にもう登校しないでくれる？私たちを邪魔しないで。」

はぁ？真野さんとなぁくんって付き合ってるの？
…そんなわけないか。

「わ、わかりました…。」

うなだれる私を見てしたり顔でいなくなる真野さん。ただの私は住み込みで働いているだけのJKですよ…。

そんなこと言えるはずもなく私は暗い顔をして学校に行った。

たまに強引。→←秋になった。そして冬になる。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す