お料理。 ページ20
那須「もう、13時だ。お昼にしようよ。」
「そうだね〜。何食べたい?」
那須「んー、何がいいかな。」
「みんなにも聞いてみよっか。」
リビングに降りると涼くんと作ちゃんと瑞稀くんがテレビを見てた。
「ねぇねぇ、昼ごはんなにがいい?」
作間「チャーハンがいいっす。」
井上「好きだよね〜(笑)」
「じゃあ、チャーハンにするね!」
作ちゃんは中華が好きなのかな?
作間「俺も、手伝うよ。」
「いいの?」
作間「うん。よし、作ろ!」
作ちゃんがなんてことないように私の手を引いた。
ちょっとだけドキッとして、私はついて行く。
「じゃあ、まずネギとお肉とニラをきざもっか。」
作間「はーい」
「いいお返事。(笑)」
作間「はは(笑)じゃあ肉やるよ。頂戴?」
お肉の乗ったまな板ごと渡す。
私はとんとんネギとニラを刻む。
「作ちゃんはさ、」
作間「ん?」
「手が綺麗だね。指が細くて。」
肉を細かく切る作ちゃんの手を見ながら言う。
作間「そうかな…。俺はAちゃんの手もちゃっちゃくて、可愛いと思うよ。さっき繋いで思った。あ、急に手、繋いじゃってごめんね?」
「ん、んーん。平気だよ。手を褒められることなんて無いから、照れちゃうな。」
ほんとに。照れちゃう。私は顔が赤いのを分かって手元のニラとネギを必死に見る。作ちゃんにバレないように。
「よし、じゃあ炒めよう!」
作間「うぇーい」
「どういうテンション(笑)」
作間「いいのいいの。(笑)よし、じゃあちょっと貸してみて。」
そう言って作ちゃんは私が手に持っていた油を取り上げて、フライパンにしく。
それから、材料をどばどば入れて、炒めはじめる。
「あ、わ、私やるよ?」
作間「大丈夫。油が飛び跳ねて危ないよ?」
「けど、」
作間「いいの。Aちゃんは見てて?」
ジュージュー力強く焼く作ちゃんは男前だった。
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mi(プロフ) - 朱莉さん初めまして!いつも楽しく拝見させて頂いています。よろしければ蒼弥くんとの絡みを入れて頂きたいです。次の話が更新されるの楽しみにしています。 (2018年11月30日 2時) (レス) id: e91381892b (このIDを非表示/違反報告)
朱莉(プロフ) - HiHiGirlさん» ありがとうございます。久々に更新させて頂きましたので、読んでくだされば幸いです。 (2018年11月9日 19時) (レス) id: ed21133e43 (このIDを非表示/違反報告)
朱莉(プロフ) - ゆいちごさん» ありがとうございます。出来るだけご希望に添えるようにさせて頂きます! (2018年11月9日 19時) (レス) id: ed21133e43 (このIDを非表示/違反報告)
朱莉(プロフ) - りぃさん» ありがとうございます。久々に更新させて頂きましたので、読んでくだされば幸いです。 (2018年11月9日 19時) (レス) id: ed21133e43 (このIDを非表示/違反報告)
HiHiGirl - すごく面白いです!次の話が更新されるの楽しみにしてます! (2018年9月13日 18時) (レス) id: 859e2768b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱莉 | 作成日時:2018年7月9日 6時