遅起きさん。 ページ13
急いでご飯を作る。と言ってもパンを焼いてサラダを和えて、インスタントのコンスープを作るだけ。少ないけど許してね。えへ。
「やば、もう6時すぎてる。」
とりあえず12人分のプレートをだしてパンとサラダを載せる。小さな皿にスープを入れてそれもプレートにのせる。
「よし、できた…。」
お皿をカウンターに並べてバターとジャムとオレンジジュースを置く。
リビングに行くと、何人かがもう既に起きてた。
私は急いで自室に戻って五分で着替え、髪を結う。
これ、朝起きてすぐに着替えた方が時短だな…。
明日からはそうしようと心に決める。
急いで階段を降りてリビングに戻ってくる。
「みんな、朝ごはん出来たよー!」
リビングでテレビを見てる男子高校生たち(中学生と大学生含む)を呼ぶと、はーいと眠そうな声で返事が帰ってきた。
猪狩「あ、オレンジジュースだ。」
猪狩くんがオレンジジュースをとってみんな分を注いでくれる。
猪狩「Aさん、はい。」
「ありがとう。」
オレンジジュースを猪狩くんから受け取ると、猪狩くんは、あれ?と首をかしげた。
「どうしたの?」
猪狩「コップが1個余った。誰かいないってこと?」
浮所「あ、大昇がいない」
「えっ、まだ寝てるってこと?」
藤井「たぶん…。」
「まじかっ、私起こしてくるからみんな食べてて!」
急いで階段をあがる。"大昇"のネームプレートが下がったドアをコンコン、と叩く。
「岩崎くん!起きて!」
返事がない。仕方ない、とドアを開けるとすーすー眠る岩崎くんがいる。もう。
「岩崎くん。おはよ、遅刻しちゃうよ。」
布団を優しく叩くと、岩崎くんは目をぱちぱちさせて目を開けた。
岩崎「んー…」
「おはよう。もう6時半だよ。遅刻しちゃう。」
岩崎「…え。」
「ほら、起きて!みんな、朝ごはん食べてるよ。早く着替えて降りてきてね。」
岩崎「うん。ごめんね、めっちゃ爆睡してた。(笑)」
「仕方ないよ、昨日は疲れてたんだよ。じゃあ早く降りてきてね。」
岩崎「はーい。」
眠そうに岩崎くんが返事をしたのに頷いて私は岩崎くんの部屋を出た。
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mi(プロフ) - 朱莉さん初めまして!いつも楽しく拝見させて頂いています。よろしければ蒼弥くんとの絡みを入れて頂きたいです。次の話が更新されるの楽しみにしています。 (2018年11月30日 2時) (レス) id: e91381892b (このIDを非表示/違反報告)
朱莉(プロフ) - HiHiGirlさん» ありがとうございます。久々に更新させて頂きましたので、読んでくだされば幸いです。 (2018年11月9日 19時) (レス) id: ed21133e43 (このIDを非表示/違反報告)
朱莉(プロフ) - ゆいちごさん» ありがとうございます。出来るだけご希望に添えるようにさせて頂きます! (2018年11月9日 19時) (レス) id: ed21133e43 (このIDを非表示/違反報告)
朱莉(プロフ) - りぃさん» ありがとうございます。久々に更新させて頂きましたので、読んでくだされば幸いです。 (2018年11月9日 19時) (レス) id: ed21133e43 (このIDを非表示/違反報告)
HiHiGirl - すごく面白いです!次の話が更新されるの楽しみにしてます! (2018年9月13日 18時) (レス) id: 859e2768b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱莉 | 作成日時:2018年7月9日 6時