早起き。 ページ12
"ピピピピピピ…"
目覚ましがなる音で起きる。時計は5時30分をしめしている。
「んー…。」
乱暴にバンッと目覚ましを止めて起きる。
「ふわぁ〜…。」
欠伸をして伸びをして。布団をえいやってめくって、ベッドから降りる。
「ん…。」
洗顔フォームをとって、眠い目を擦りながら廊下を歩き、洗面所に行く。
「よし。」
髪を結って、前髪をパッチンどめで止めて顔をバシャバシャ洗う。みんなは、まだ誰も起きてない。
"ガラガラガラ"
顔を洗い終わって顔を上げるとドアが開けられる音がした。振り向くと、
「あ、那須くん。おはよう。」
那須「Aさん、おはよう。早起きだね。」
眠そうな那須くんが立っていた。
「みんなの朝ごはん作らなきゃいけないから早めに起きたの。那須くんも早起きだね。」
那須「うん。早起きして、早く学校にいって勉強するのが好きなんだ。早起きって気持ちいいしね。」
そう言って那須くんは微笑む。
「へぇ、すごいなぁ。私なんて、朝学校で勉強するなんて考えもなかった。(笑)」
そう言って笑うと那須くんも釣られるように笑った。
那須「そんな、すごいことじゃないよ。けど、勉強がやっぱり好きだからさ。」
「すごい。那須くんはJrもやって勉強もやってすごいや。私なんて、勉強全然できないもん。(笑)」
那須「はは、もし良かったら勉強教えるよ?Aさん、俺と同い年だし。」
「いいの?私、数学苦手だから教わりたいなぁ。」
そう言うと、那須くんはいいよってにこにこ頷いてくれた。そして今度の土曜日ね、って約束を取り決めた。
よし、朝ごはん作ろうっと。
昨日のカレーを食べるみんなの顔を思い出して、私は張り切って作り始めた。
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mi(プロフ) - 朱莉さん初めまして!いつも楽しく拝見させて頂いています。よろしければ蒼弥くんとの絡みを入れて頂きたいです。次の話が更新されるの楽しみにしています。 (2018年11月30日 2時) (レス) id: e91381892b (このIDを非表示/違反報告)
朱莉(プロフ) - HiHiGirlさん» ありがとうございます。久々に更新させて頂きましたので、読んでくだされば幸いです。 (2018年11月9日 19時) (レス) id: ed21133e43 (このIDを非表示/違反報告)
朱莉(プロフ) - ゆいちごさん» ありがとうございます。出来るだけご希望に添えるようにさせて頂きます! (2018年11月9日 19時) (レス) id: ed21133e43 (このIDを非表示/違反報告)
朱莉(プロフ) - りぃさん» ありがとうございます。久々に更新させて頂きましたので、読んでくだされば幸いです。 (2018年11月9日 19時) (レス) id: ed21133e43 (このIDを非表示/違反報告)
HiHiGirl - すごく面白いです!次の話が更新されるの楽しみにしてます! (2018年9月13日 18時) (レス) id: 859e2768b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱莉 | 作成日時:2018年7月9日 6時