HiHi JetsのオレンジGIRL【4】 (ページ4)

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Aside

定期考査も近くなり

学校、アイドル、テスト勉強

をやりこなさなければいけない時期になっていた。

前日の風邪を拗らせていた為

話せない(=鼻声の為話したくない)

頭が回らない

などといった

不調ならではの出来事が起きた。

学校終わり

稽古の為事務所に向かっていると

突然女の子3人に囲まれて

手紙らしいなにかを受け取った。

本当ならダメだったはずだけど←覚えとけよ by瑞稀

疲労のせいか楽屋まで運んでしまったのが現実。

「．．．？」

よく見ると封筒には

私宛てではなく

メンバーであるはしもっちゃん宛てだった。

「はしもっちゃん、手紙(超小声)」

橋本『！？

なんだAか〜』

名前以外聞き取れられなかったらしく

また視線を戻される。

再度呼ぶのもな、と思い

女の子達には悪いが私が読ませて貰う←おい

．．．

封筒を開けた時、ちょっと嫌な予感がした。

みんなにバレないよう楽屋の隅へ行き

再び手紙を取り出す。

開くとヤヴァイ文字がびっしり．．．

もちろん私は無言でそれを元に戻した。

瑞稀『A、どうしたの？』

瑞稀くんに一部始終を見られていたのか

どうしたの？と問われた。

それでみんなの視線が集まる。

「え？いや、アンチ．．．」

髙橋『は！？Aにアンチなんてありえねぇ』

猪狩『誰から！？』

「無名。」

ギャンギャン騒ぎ出すメンバー達。

その集団から一旦離れる。

とりあえず破棄してあげようと思って

バックに詰め込むと瑞稀くんに腕を取られる。

瑞稀『それ(手紙)持ってきて(小声)』

瑞稀くんに従い

手紙を持って瑞稀くんと共に楽屋を後にする。

事務所の外に出て事情聴取を受ける。

瑞稀『それ、A宛てじゃないよね？』

「ハイ、ハシモトリョウｻﾏのデス。」

瑞稀『なんて？』

「ダイテなどと供述されています。」

手紙を取り上げられ中を見られる。

瑞稀『これは俺が処分するから

Aははしもっちゃんに忠告よろしく。』

「アイわかりましタ。」

楽屋に戻る途中

橋本『あれ？A笑

探したよ笑瑞稀は？』

「瑞稀くんは自販機だよ！」

橋本『そっか！ありがとう！』

はしもっちゃんが私の横を通り過ぎた

と同時にこう伝えた。

「はしもっちゃんこれ以上色気付かないでください。

私のファンがはしもっちゃんに落ちます←」

橋本『え？それはいーじゃん笑』

「私にとってはダメ笑」

このクリエはしもっちゃんと

ファンの取り合いが始まりそう。