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平野side
次の日、酸素も鼻につける酸素になって昨日より顔色も少し良くなったA。
平野「A、苦しくない？大丈夫？」
A「…うん。」
平野「そっか、よかったよかった。」
A「ねぇ…しょーくん…れんくんは？」
平野「え？廉？ナースステーションにいるけど。」
A「れんくぅん…」
平野「ふふ笑 廉呼ぶ？」
A「よぶぅ！」
俺はナースコールを押した。
永瀬『A？！どうした？苦しい？』
平野「ふふっ笑 俺だよ。」
永瀬「え、誰？ホンマに分からんねんけど！」
平野「紫耀くんだよーん。」
永瀬『おま…何してるん？』
平野「Aちゃんがご指名でーす笑」
永瀬『あぁそういうこと？笑 分かった今行くな？』
平野「だってA。廉今来てくれるって。」
A「ふふっ」
平野「…可愛いやつ。」
廉はあっという間に病室に来た。
永瀬「はいはいどうされました？お姫様。」
A「…だっこぉ。」
永瀬「えぇ？あかんよ、寝とかな。」
A「やだぁ、だっこぉ！」
永瀬「お鼻に酸素付いてるやろ？ダーメ。」
A「ふぇっ…泣」
永瀬「あぁ、泣かんとって！分かった、分かったから。ちょっとだけやで？」
廉がAを抱っこして膝に乗せる。
永瀬「ホンマに…甘えっ子ちゃんやねAは。」
A「れんく…」
平野「廉ばっかずるーい。A、俺も抱っこしてあげるからおいで？」
A「やだぁ…れんくんがいい…」
永瀬「残念やったな紫耀。よしよし、さすがA。俺が育てた子や。ちゃんと教育できてる(撫」
平野「はぁ？ちょっと指名されたからって良い気になりやがって笑」
結局このあと廉はAが寝るまで1時間くらいずっとAを抱っこして腕がパンパンになってた。
可哀想だけど、Aからご指名をいただいたわけだし…ね？笑
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作者名：らいおん♪
| 作成日時：2020年4月29日 16時
