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岸side
廉から報告を受けた。Aがご飯を食べたがらない、体調悪いわけじゃないし熱もない。ただ、ちょっと元気がないらしい。
とりあえず夜ご飯の前に廉と一緒にAの病室へ向かうことに。
岸「A〜元気にしてるか〜？」
A「…うん。」
永瀬「あれ、また全然食べてへんやん。」
岸「A、体調とか悪かったら先生に教えて？」
A「だから…お腹空いてないも…」
ｸﾞｳｩｩｩｩ
岸「あれっ？A、今お腹鳴ったよね？笑」
A「なってないもん！！」
永瀬「いや、俺も聞こえたで？笑」
A「…ん…」
岸「お腹空いてるのにどうして食べないの？」
A「…ぃもん…」
永瀬「え？なに？」
A「口の中…いたぃもん…泣」
岸「え？ちょっとお口あーんしてみて？」
Aの口の中には口内炎があった。
岸「そういうことか…笑 口内炎痛くてご飯食べれなかったか。」
A「…いたいこと…するもん泣」
岸「しないしない、ちょっとお薬だけ塗らせて？全く痛くないから。ね？」
A「…ん…(ｺｸｯ」
よっぽど痛かったのか、素直に頷いたA。
廉に薬を持ってきてもらって塗っていく。
岸「じゃあちょっとお口開けてね。」
A「んっ…泣」
永瀬「大丈夫大丈夫、痛くないで？ほら、あーん。」
A「っ！！んっ…」
岸「はい、おしまい。痛くなかったでしょ？」
A「うん。」
でもほんと良かった、食べれない理由が口内炎で。
なんか他に理由がもっとあるんじゃないかってわりとガチで心配した笑
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作者名：らいおん♪
| 作成日時：2020年4月29日 16時
