king＆prince病院のお姫様 (ページ43)

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口内炎ページ43

永瀬side

A「…もういらなぁい。」

永瀬「えっ？もういらんの？」

Aにご飯食べさせてるんやけど、二口食べたくらいでもういらんって言い出した。

永瀬「どうしたん？気分でも悪い？」

A「悪くない…」

永瀬「じゃあ何で食べへんの？」

A「お腹いっぱいだもん…」

今日の献立はわりとAが好きなものばかり。だからAが食べたくなくて嘘をついてるようには思えんかった。

永瀬「えぇ、もうちょい頑張って食べてや～お薬飲まなあかんし。デザートだけでも食べよ？な？」

A「いらなぁい…」

永瀬「えぇ、じゃあ廉くんが特別に食べさせたろか？」

A「おなか…いっぱいだも…っ…泣」

永瀬「あぁ分かった分かった、ごめんて、もう食べんでいいから泣かんとって笑」

A「…ｸﾞｽｯ…」

困ったなぁ、何でこんな精神不安定になってるんやろ…これはなんかあるな…。

永瀬「とりあえずお薬だけ飲もうな？」

A「うん…」

永瀬「…おっ、ちゃんと飲めて偉いやん、どうしちゃったんA。」

A「……」

永瀬「何か悩んでることでもあるん？」

A「ない。」

永瀬「あ、分かった、紫耀にいじめられた？笑」

A「ちがうぅ…」

永瀬「そっか、何かあったらちゃんと言ってな。じゃ、また来るから(撫」

そう言って俺は病室を出た。

心配やし、一応岸先生に連絡しとくか。