king＆prince病院のお姫様 (ページ14)

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脱走ページ14

髙橋side

神宮寺「はい、よく頑張りましたー(撫」

A「うぇぇーん！泣」

髙橋「A痛かったね、頑張った頑張った。」

神宮寺「また夜に点滴交換あるから、もっかいだけ頑張ろうね？」

神宮寺先生と2人で点滴の処置をしたんだけど、ここ最近毎日毎日点滴をしてるせいでAの腕には薄く痣ができてしまっている。

A「…ねぇじん先生、注射ヤダ。」

神宮寺「うん、嫌だよね。ごめんね、A。でも点滴から大事なお薬入れてるの。だからちょっと頑張ろう？」

A「………」

神宮寺先生も困り顔。

そりゃ出来る事ならやめてあげたいけど、Aにとっては必要なことだから。やらなくていいよって言うわけにはいかない。

神宮寺「今日の夜は俺じゃなくて紫耀が点滴交換してくれるから。A、またお絵かきしたら紫耀に見せてあげて？ね？」

A「……」

神宮寺「…笑笑じゃ海人、あとよろしく。」

髙橋「あっ、はい。」

困ったな…完全に落ち込んじゃってるよ。

髙橋「A～紫耀優しいし点滴上手だから心配しないで大丈夫だよ(撫」

A「ん…」

髙橋「じゃあまた来るから遊んでてね～」

いつもより元気ないのが心配だったけど、俺は仕事に戻った。

Aがあんなに点滴を嫌がるなんてなぁ…まぁ泣きながらもいつも頑張ってくれてたからな。

夜も頑張ってくれたらいいけど…