13話 ページ14
ウソップside
翌日、再び船を降りて
ユバへ向かっていると
ルフィ「腹減った〜、飯〜！！」
ナミ「まったく、しょうがないわね」
ルフィ「おかわり！」
サンジ「ねぇよ」
ルフィ「え〜！！ケチ！」
Aside
お兄ちゃんとルフィが
言い争っていると
ゾロの皿の上にのっていたお肉が
糸に釣られて、高く舞い上がる
ルフィ「あ！肉が飛んでく！待てー！」
サンジ「おい、ルフィ！」
ウソップ「またどっか行っちゃったよ」
エース「ちょっと見てくる」
しばらくすると、エースさんは
幼い男の子2人を連れて
私たちの元へ帰ってきた
男の子達に賞金稼ぎの
スコーピオンという男を
倒して欲しいとお願いされたという
エース「俺もこいつには用がある」
どうやら、エースさんは
このスコーピオンという男を追って
アラバスタ王国に来たらしい
ゾロ「何でこいつを狙ってる？」
チップ「それは・・・」
ディップ「・・・」
ゾロが尋ねると
2人は、黙り込んでしまった
するとそこへ
なぜか、スコーピオンとルフィが
一緒に歩いてきた
スコーピオン「見つけたぞ！火拳のエース！
お前の首はもらった！」
エース「・・・ん？」
しかし、実力の差は激しく
あっという間にエースさんに
倒されてしまう
けれど彼は諦めることはなく
何度も攻撃を繰り返した
すると
チップ「もうやめて！」
ディップ「父ちゃん！」
ウソップ「えっ！？父ちゃん！？」
サンジ「どういうことだ？」
賞金稼ぎとして名を馳せる事で
夢を与えようとした父と
そんな父の身を案じ、止めようとした子
互いを思いやる気持ちに
少し涙ぐんでしまう
その後、親子を見送ると
エースさんは、帽子を被り直し
エース「俺もここで失礼するぜ」
と、私達に別れを告げた
チョッパー「本当に行っちゃうのか？」
エース「あぁ。黒ひげがアラバスタにいない以上
俺がこの国にいる理由はない」
サンジ「今度はどこに行くんだ？」
エース「スコーピオンの話じゃ、西で奴を
見た男がいるらしい。行ってみるさ
そいつを持ってろ、ずっとだ」
ルフィ「紙切れじゃねぇか」
エース「その紙切れが俺とお前を
また引き合わせる。要らないか？」
ルフィ「いや、いる」
エース「出来の悪い弟を持つと兄貴は心配なんだ
おめえらも、こいつには手焼くだろうが
よろしく頼むよ」
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小雪(プロフ) - あんずさん» ありがとうございます！ (2022年8月20日 23時) (
レス) id: eda80ec8ef (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - 新作ありがとうございます!!これからもご自分のペースで更新していってくださいね💪('ω'💪)応援しています。 (2022年8月20日 22時) (レス) id: f3f41a7a80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小雪
| 作成日時：2022年8月20日 21時
