12話 ページ13
エース「さて、俺もそろそろ
寝るか・・・ん？」
ゾロ「フンッ！フンッ！」
エース「こんな時間まで修行か？」
ゾロ「あぁ、あんたか。眠れねぇのか？」
エース「ちょっと夜風にあたりにな
随分熱心じゃねぇか」
ゾロ「まぁ、いつもこんなもんだ
強くなるためには時間が要る
毎日の修行は欠かせないんだ」
エース「へぇ〜。さすが世界一の剣豪を
目指してるだけあるぜ」
ゾロ「ﾌｯ。ルフィから聞いたのか」
エース「あいつは口が軽いもんでな
そういえば、お前とAちゃんって
恋人同士だったりすんのか？」
ガン！！
ゾロside
恋人同士だったりすんのか？
急にそんな事を言われたもんだから
思いっきりダンベルを
床に落としてしまった
ゾロ「は！？んな訳ねぇだろ！？
急に突拍子もねぇこと言い出すのは
ルフィそっくりだな、まったく」
エース「悪ぃな(笑)
いや、さっき稽古をつけてやるって
言ってたのが聞こえてきたからさ」
ゾロ「あれは、あいつがあまりにも落ち込んでたから」
エース「そうなのか？」
ゾロ「あいつには兄貴がいるんだ
この船でコックをやってる」
エース「あぁ。さっき話したぜ
妹の溺愛っぷりには感心したよ」
ゾロ「いつも守られてばかりだから
自分も戦いたいって言い出した
その決意に口を出すつもりはないが
そうとなれば、ある程度の力が必要だ
生半端な気持ちや力じゃ救えるもんも
救えなくなっちまう」
エース「そうだな」
ゾロ「だから言ったんだ
俺だって、その場しのぎで
言った訳じゃねぇ」
エース「ふーん。そっか
悪かったな、変なこと言って
まぁ、あの兄ちゃんが妹に恋人が
いるって知ったら、黙ってねぇか」
ゾロ「・・・」
エース「邪魔したな」
ゾロ「あ、あぁ」
エースside
生半端な気持ちや力じゃ
救えるもんも救えない、か
久々に良い言葉を聞けた
こいつらがどういう航海をし
どう成長していくのか
楽しみだな
ルフィと麦わら一味の
夢の果てを見届けようじゃねぇか
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小雪(プロフ) - あんずさん» ありがとうございます！ (2022年8月20日 23時) (
レス) id: eda80ec8ef (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - 新作ありがとうございます!!これからもご自分のペースで更新していってくださいね💪('ω'💪)応援しています。 (2022年8月20日 22時) (レス) id: f3f41a7a80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小雪
| 作成日時：2022年8月20日 21時
