55話 ページ7
七海「そんな事、私にだって
分かりませんよ
善人は安らかに、悪人が罰を
受け死ぬ事が正しいとしても
世の中の多くの人は、善人でも
悪人でもない。死は万人の終着ですが
同じ死は存在しない。それらを全て
正しく導くというのはきっと苦しい
私はお勧めしません。などと言っても
君はやめないでしょうね」
虎杖「・・・」
七海「死なない程度にして下さいよ
今日、君がいなければ私が
死んでいたように、君を必要とする
人がこれから大勢現れる
虎杖君はもう、呪術師なんですから」
カチャッ
五条「よっ！」
A「悠仁君！」
虎杖「Aさん！？」
虎杖side
Aさんの顔を
まともに見られない・・・
俯いたままいると
彼女は、俺に近づき
優しく抱きしめてくれた
A「良かった、本当に
無事で良かった・・・」
虎杖「っ・・・」
A「おかえり」
虎杖「ただいま・・・！」
七海side
2人を見つめる五条さんと目が合う
サングラス越しの彼は
嬉しそうな、そしてどこか
寂しそうな目をしていた
A「ここに眠っているのが・・・」
虎杖「吉野順平。俺の友達です
・・・でも、守れなかった」
A「そっか・・・」
虎杖side
今度は、ゆっくり順平の方へと
歩き出すAさん
そして、彼にそっと手を触れ
唇を噛みしめた
もしかして
順平を生き返らせるつもりか？
詳しい事はよく分かんねぇけど
Aさんは、一度死んだ人間を
生き返らす事ができるみたいだ
俺だって、Aさんに
救われたし
A「・・・」
七海side
少年の隣に立つ、Aさん
まさか、術式を使うつもりなのか
五条side
Aは、優しいな
悠仁の友達の少年とは
会った事も話した事もないのに
目には涙を浮かべてる
おっと、もしかして
術式を使うつもりなのかな？
悠仁の事を考えれば
生き返らせてあげたい気持ちも
分からなくはないけどね
隣にいる七海も、気づき
グイっとサングラスをあげる
その時、Aが
俺と七海を見つめた
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A(プロフ) - もう続きは書かないのですか？良かったら書いて欲しいです。 (2月19日 22時) (
レス) @page42 id: f296b2ed74 (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - 更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2022年4月20日 19時) (レス) @page20 id: 3beba11401 (このIDを非表示/違反報告)
小雪(プロフ) - プスメラウィッチさん» はじめまして！五条オチにしたいと考えています。これからも、よろしくお願いします。 (2022年4月4日 7時) (レス) id: be60c4d972 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 小雪さん初めまして、この小説は五条悟オチですか？できれば五条悟オチでお願い出来ますか？続き頑張ってください。応援しています。 (2022年4月4日 0時) (レス) @page19 id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小雪
| 作成日時：2021年10月30日 14時
