90話 ページ42
虎杖side
敵を倒すと
Aさんが俺達の元に
駆け寄ってきた
何度も何度も
“よかった”と口にしながら
俺達の頭を撫でてくれた
そして
時分秒針呪法“分針”
と唱えながら、指を鳴らすと
さっきまでの傷が
どんどん無くなっていく
A「２人とも、よく頑張ったね」
釘崎「伏黒は？」
虎杖「あいつ、無事なのか？」
A「うん。今は疲れて眠ってるけど
大丈夫だよ」
虎杖「そっか、よかった
Aさん、ありがとう
正直、術式解いてもらえなかったら
あの時、危なかったからさ」
釘崎「来ないんじゃないかと思ったわよ」
A「ごめんね、遅くなっちゃって」
釘崎「まぁ、傷跡もなくなったし
許してあげてもいいけど
そういえば、あのおっさん大丈夫かしら
車行っちゃったし、奥の方は・・・」
A「あの２人なら大丈夫
あの後、治療して今は車で眠ってるよ」
虎杖「お、いつの間に」
釘崎「ならよかったわ
てか、何モジモジしてんのよ、キモイわよ」
虎杖「初めてなんじゃねえかと思って
祓ったんじゃなくて、殺したの」
釘崎「あんたは？」
虎杖「俺は前に一度、ってあれを一度って
言うのはずるか。３人だ」
釘崎「私よりあんたの方が大丈夫じゃないでしょ
私はぶっちゃけ何ともない
術師やってりゃ、こういう事もあんでしょ
伏黒じゃないけどさ、結局
助けられる人間なんて限りがあんのよ
私の人生の席っていうか、そこに
座ってない人間に私の心をどうこう
されたくないのよね。冷たい？」
虎杖「・・・」
釘崎「まぁ、あんたみたいに自分で椅子持ってきて
座ってる奴もいるけどね
フォローする訳じゃないけど、呪霊か呪詛師か
気にしてる余裕なかったじゃん
人間だとして、あのレベルのを長期間
拘束する術はない。分かってんでしょ？」
虎杖「でも、あいつ泣いてたんだよ
目の前で弟が死んで」
釘崎「そっか」
続く (更新停止中)
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A(プロフ) - もう続きは書かないのですか？良かったら書いて欲しいです。 (2月19日 22時) (
レス) @page42 id: f296b2ed74 (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - 更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2022年4月20日 19時) (レス) @page20 id: 3beba11401 (このIDを非表示/違反報告)
小雪(プロフ) - プスメラウィッチさん» はじめまして！五条オチにしたいと考えています。これからも、よろしくお願いします。 (2022年4月4日 7時) (レス) id: be60c4d972 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 小雪さん初めまして、この小説は五条悟オチですか？できれば五条悟オチでお願い出来ますか？続き頑張ってください。応援しています。 (2022年4月4日 0時) (レス) @page19 id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小雪
| 作成日時：2021年10月30日 14時
