81話 ページ33
Aside
悟は、少し哀しそうに微笑むと
大きな手で私の頭を撫でて
静かに部屋を出て行く
口には出さないけど
「自分のことも大切にしろよ」
と言っているようだった。
翌日、新田さんが運転する車に
１年生のみんなと一緒に乗り込むと
虎杖「なぁなぁ！俺、今回の任務について
ほぼ何も知らないんだけど」
釘崎「はぁ！？
あんた、昨日資料貰ってたでしょうが」
虎杖「いや〜、それが
昨日は、遅くまで映画観ちまって
結局寝落ちでさ」
釘崎「信じられない」
伏黒「バカだな」
新田「じゃあ、改めて説明するッスね」
虎杖「おねしゃす！」
新田「被害者は３人。３人とも
自宅マンションのエントランスで
呪霊による刺殺。しかも全員
死ぬ数週間前から同じ苦情を管理会社に
チクってる。オートロックの自動ドアが
開きっぱなしだって。ほかの住人に
心当たりはなかったッス」
伏黒「でも、日付も場所もバラバラ
同じ呪霊にやられたんですか？」
虎杖「呪霊ってセンサーとか引っかかんの？
カメラとか写んねえよな？」
A「報告では、センサーとかカメラじゃなくて
ドアオペレーターの方が呪霊によって
誤作動してたみたい」
虎杖「ほーう、オペレーター？」
新田「同じ呪霊の仕業かって話ッスけど
残穢だけだと、断定は出来なかったッス
何で時間が空いてるし。そんで３人の
共通点を調べたッス。３人とも同じ中学に
２年間在籍してたッス」
釘崎「ていうと、昔３人が同じ呪いを受けて
時が経って、それが発動した感じ？」
虎杖「おお！」
新田「そうッス。それ濃厚ッス
で、今からその中学と３人の被害者の知人に
話を聞くので、３人にも術師視点で色々と
探ってほしいッス」
虎杖「すげえ、釘崎！」
釘崎「当然」
伏黒「あの、一つ質問していいですか」
新田「もちろんッスよ」
伏黒「なぜ、Aさんが付き添いに？
本当は別任務だったんですよね？」
新田「えっと、それは」
A「私がお願いしたの
私だって、みんなの先生だから」
伏黒「・・・そうですか」
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A(プロフ) - もう続きは書かないのですか？良かったら書いて欲しいです。 (2月19日 22時) (
レス) @page42 id: f296b2ed74 (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - 更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2022年4月20日 19時) (レス) @page20 id: 3beba11401 (このIDを非表示/違反報告)
小雪(プロフ) - プスメラウィッチさん» はじめまして！五条オチにしたいと考えています。これからも、よろしくお願いします。 (2022年4月4日 7時) (レス) id: be60c4d972 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 小雪さん初めまして、この小説は五条悟オチですか？できれば五条悟オチでお願い出来ますか？続き頑張ってください。応援しています。 (2022年4月4日 0時) (レス) @page19 id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小雪
| 作成日時：2021年10月30日 14時
