72話 ページ24
組屋「おいおい、さっきから
避けてばかりじゃねぇか」
組屋side
この女、術式以外は
大したことないと思っていたが
案外やるじゃねぇか
一向に距離が縮まらない
それどころか、攻撃も当たらない
あいつ、嘘言いやがったな！？
〜回想〜
夏油「Aの能力？」
漏瑚「あぁ。能力といっても
術式のことではない
そいつの基本的な素質のことだ」
夏油「あ〜、そっちのね
まぁ、五条悟や私に比べれば
それ以外のスキルは劣るかな」
真人「え？でも特級なんでしょ？」
夏油「彼女が特級術師になったのは
ほとんど術式のおかげと言っても
過言ではないよ」
〜回想終了〜
組屋「何が劣るだ
さっきからムカつく程
空振りじゃねぇか」
パチン
組屋「はっ？」
夏油達との会話を思い出していると
身体が少しだけ女に触れた気がした
そして、女は目の前で指を鳴らす
なんだ、この違和感は…？
A「時分秒針呪法"時針"」
組屋「何だ？痛くも痒くもねぇぞ」
A「あなたに触れた場所の
巻き戻しています
ゆっくり少しずつ
あなたに流れていた時間が
戻り始めている」
組屋「あぁ？それはどういう」
それはどういう意味だ
そう言おうとした瞬間
握っていた斧が
手のひらからこぼれ落ちる
組屋「何だ！？手が…！」
急に腕が思うように動かない
というより、何だか
腕が短くなっている…？
A「さっき、少しだけあなたの
腕に触れました。その時
術式をかけたんです。
あなたの腕は、少しずつ
大人から子どもに変わる。
その斧は、子どもには
重過ぎます」
組屋「クソッ！！」
遠く離れた場所から
1人の男が嘲笑うかのように
夏油「あ〜あ、Aの術式には
気をつけろと言ったのに」
と呟く
そして
夏油「あ、それと私は確かに
彼女が特級術師になったのは
ほぼ術式のおかげだと言ったけど
彼女のことを"弱い"とは言っていない
五条悟や私に"比べたら"劣ると
言ったんだ」
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A(プロフ) - もう続きは書かないのですか？良かったら書いて欲しいです。 (2月19日 22時) (
レス) @page42 id: f296b2ed74 (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - 更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2022年4月20日 19時) (レス) @page20 id: 3beba11401 (このIDを非表示/違反報告)
小雪(プロフ) - プスメラウィッチさん» はじめまして！五条オチにしたいと考えています。これからも、よろしくお願いします。 (2022年4月4日 7時) (レス) id: be60c4d972 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 小雪さん初めまして、この小説は五条悟オチですか？できれば五条悟オチでお願い出来ますか？続き頑張ってください。応援しています。 (2022年4月4日 0時) (レス) @page19 id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小雪
| 作成日時：2021年10月30日 14時
