127話 うんざり ページ45
音羽「音羽です。喜多見チーフ
A先生。聞こえますか？」
A「聞こえます！」
喜多見「喜多見です、どうしました？」
音羽「今、お2人はどちらに？」
喜多見「A先生と外にいます！」
弦巻「え！？何してるんですか？
患者さんの移動で大変なんですよ」
喜多見「どうしても、やりたい事がありまして」
音羽「まさか、非常用電源を！？」
A「バッテリーがもうすぐ切れます
患者さんを助けるためには、一刻も早く
電気を復旧させないといけません！」
喜多見「非常用電源を掘り起こしてみたら
装置自体は壊れていませんでした
接触の問題ですね。直せると思います」
その時、喜多見チーフの足に
岩が当たってしまった
喜多見「うっ」
A「大丈夫ですか！？」
蔵前「何かあったんですか？」
喜多見「大丈夫、大丈夫」
A「ちょっと診せて下さい」
喜多見「いや、大した事ないですから
それより、作業に集中しましょう」
弦巻「喜多見チーフ、A先生
やめて下さい、危険です！」
A「もう少しで終わると思います
比奈先生は、患者さん達をお願いします」
弦巻「でも！」
徳丸「電源装置の回復なら俺がやります！」
喜多見「難民キャンプで何度もこういうのは
直したんで大丈夫です」
蔵前「2人とも戻って下さい」
ミン「危険すぎます！」
冬木「レスキューの到着を待って下さい」
喜多見「待ってたら助けられません」
音羽side
何なんだ、あの人は
いつも俺達にきれい事ばかり言っては
危険な現場に毎回首を突っ込んで
あの人のせいで
何回も命の危機に直面してきた
あの人のせいで
せっかく築き上げてきたチームワークが
崩れようとしている
Aも、どうして無茶をする！？
あの人の影響なのか？！
怒りがピークに達した
音羽「いい加減にして下さい。あなたのそういう
きれい事はもう、うんざりなんですよ！
いつも、後先考えずに突っ込んで
勝手な事ばかりして！あなたの行動で
MERが無くなったらどうするんです！？
A先生まで巻き込んで、彼女に
何かあったらどうするつもりですか！？」
喜多見「・・・ですよね」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1374人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「音羽尚」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
マロン - やばすぎる 涙が止まらないです (11月18日 22時) (
レス) @page13 id: b18326fb22 (このIDを非表示/違反報告)
Manami＊(プロフ) - 片付けさせたりした (2021年9月7日 19時) (レス) id: 942a5014b1 (このIDを非表示/違反報告)
萌(プロフ) - マナさん» すみません。色んな作者様に質問をしていらしたので、疑問に思ってしまいました。解決するといいですね！ (2021年8月30日 9時) (レス) id: 63ea259ac0 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 萌さん» 色々聞きたい事がありまして… (2021年8月30日 9時) (レス) id: ca456eaac8 (このIDを非表示/違反報告)
いち - そういえば！指輪の件気になります、、楽しみにしてますね！ (2021年8月30日 5時) (レス) id: 358f9d64ec (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：小雪
| 作成日時：2021年8月16日 20時
