124話 覚悟 ページ37
駒場「救急隊から連絡が入った
新たな土砂崩れが発生し
病院につながる道路が
寸断されている」
喜多見「別ルートは？」
駒場「迂回すると1時間はかかる」
ミン「1時間も？」
A「それじゃあ、間に合わない」
喜多見「徳丸君、ERカーの予備バッテリーは
どれぐらいもつ？」
徳丸「後10分ぐらいが限界です」
弦巻「患者さん達の生命維持装置が止まります」
駒場「レスキュー隊が山道を歩いて発電機を
運んでいるが、到着まで30分以上は
かかる。ヘリもこの雨風で上空に
つける事ができない」
喜多見「徳丸君、病院の非常用電源は？」
徳丸「土砂で埋まっています。さっきの大きな
揺れですね。復旧できるかどうか
確かめま」
駒場「そこをすぐに離れろ！防災モニターの
ライブ情報で病院に面した三宮山東側の
斜面が30分で5ミリ移動している
新たな崩落が起きる可能性が極めて高い」
MER「・・・」
音羽「徳丸君、すぐにそこを離れて」
徳丸「・・・了解」
駒場「病院の高い場所に避難しろ
時間がない、急げ！」
喜多見「今やってます！」
音羽「でも、電源の問題を解決しないと」
喜多見「A先生、オペはどうですか？」
A「縫合は終わりました」
喜多見「・・・葉月さんの事は、A先生の
判断に任せます。いいですか？」
A「・・・はい！」
喜多見「音羽先生、俺は下を見て来ます
ここの事は頼みます」
音羽「分かりました」
〜ERカー〜
弦巻「どうしますか？」
蔵前「A先生」
A「冬木先生。やはり抜管して
自発呼吸用のマスクに変更します」
冬木「はい」
A「葉月ちゃんを病院の3階に運びましょう」
蔵前＆弦巻＆ミン「はい！」
A「ノルアドレナリンの持続投与はそのままで
血圧維持して下さい」
冬木「了解しました」
弦巻「患者さん出ます。冬木先生
バッテリーの残りは？」
冬木「5分が限界でしょうね」
蔵前「A先生？」
A「先に行ってて下さい」
蔵前「分かりました」
A「・・・後5分」
Aside
このままじゃ、患者さん達が危ない
非常用電源を復旧させないと
そう思った時は、既に
身体が動いていた
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マロン - やばすぎる 涙が止まらないです (11月18日 22時) (
レス) @page13 id: b18326fb22 (このIDを非表示/違反報告)
Manami＊(プロフ) - 片付けさせたりした (2021年9月7日 19時) (レス) id: 942a5014b1 (このIDを非表示/違反報告)
萌(プロフ) - マナさん» すみません。色んな作者様に質問をしていらしたので、疑問に思ってしまいました。解決するといいですね！ (2021年8月30日 9時) (レス) id: 63ea259ac0 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 萌さん» 色々聞きたい事がありまして… (2021年8月30日 9時) (レス) id: ca456eaac8 (このIDを非表示/違反報告)
いち - そういえば！指輪の件気になります、、楽しみにしてますね！ (2021年8月30日 5時) (レス) id: 358f9d64ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小雪
| 作成日時：2021年8月16日 20時
