122話 交代 ページ35
〜手術室前〜
喜多見「MERの喜多見です
助けに来ました！」
野沢「開けてくれ！オペ中に電源が
喪失した。自動扉が開かないんだ！」
喜多見「徳丸君、大型のバール持って来て
オペ室内で閉じ込め事故発生」
徳丸「了解！」
喜多見「野沢先生ですよね？
中の状況教えて下さい」
野沢「患者は関口葉月さん、16歳
虫垂炎で開腹直後、電源喪失
虫垂破裂で汎発性腹膜炎を起こしてる」
喜多見「敗血症性ショックに陥る可能性は？」
野沢「極めて高い！
現在、アンビューで換気をしとる！」
喜多見「・・・開いた！大丈夫ですか？」
野沢「血圧が下がってる、脈も弱い」
喜多見「徳丸君、ERカーから引っ張った
予備バッテリーは？」
徳丸「HCUで使ってます」
喜多見「こっちにも引っ張れる？」
徳丸「このオペ室でフルに使ったら
バッテリーが持ちません！」
喜多見「ERカーのオペ室に運びます
生食ガーゼ詰めて、ドレープかけて
運びましょう。冬木先生、急いで
ストレッチャーをこっちへ」
冬木「準備出来てます！急ぎましょう」
野沢「うわっ！」
喜多見「大丈夫ですか！？ガーゼ下さい！」
関口「葉月は！？葉月はどうなるんですか！？」
喜多見「お母さん、大丈夫ですよ」
音羽side
廊下が騒がしいと思い
様子を見に行くと
執刀医が怪我をしていて、患者のご家族が
パニックを起こしていた
ここで立ち止まっている時間はない
一刻も早くオペをしないと
あの患者が危ない
その時
A「喜多見チーフ、私が執刀します！」
そう言うと
Aは、俺を見て頷いた
音羽「比奈先生、夏梅さん、ミンさんは
A先生と一緒にERカーへ！」
3人「はい！」
音羽「病院の看護師さん達は私と喜多見チーフと
他の患者さん達のケアをお願いします」
看護師「はい！」
喜多見「音羽先生・・・」
音羽「早く！」
喜多見「A先生、手短に伝えます
関口葉月さん、16歳。虫垂破裂で
汎発性腹膜炎を発症。敗血症性ショック
に陥る可能性あり。生食ガーゼ詰めて
ドレープかけてます」
A「分かりました。代わります」
蔵前「通して下さい！」
弦巻「ストレッチャー通ります！」
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マロン - やばすぎる 涙が止まらないです (11月18日 22時) (
レス) @page13 id: b18326fb22 (このIDを非表示/違反報告)
Manami＊(プロフ) - 片付けさせたりした (2021年9月7日 19時) (レス) id: 942a5014b1 (このIDを非表示/違反報告)
萌(プロフ) - マナさん» すみません。色んな作者様に質問をしていらしたので、疑問に思ってしまいました。解決するといいですね！ (2021年8月30日 9時) (レス) id: 63ea259ac0 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 萌さん» 色々聞きたい事がありまして… (2021年8月30日 9時) (レス) id: ca456eaac8 (このIDを非表示/違反報告)
いち - そういえば！指輪の件気になります、、楽しみにしてますね！ (2021年8月30日 5時) (レス) id: 358f9d64ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小雪
| 作成日時：2021年8月16日 20時
