92話 反対 ページ4
みんなで2人を見守っていると
サイレンが鳴った
都庁危機管理対策室から伝達
奥多摩町の山中で遭難事故発生
小学生数名が行方不明になった模様
現場は近々の病院から遠く
搬送には時間がかかるため
予防的医療事案件と認定
TOKYO MERの出動を要請する
喜多見「MER了解。出動します」
徳丸「山間部か」
〜ERカー〜
喜多見「まだ誰も見つかっていないんですか？」
清川「18名全員、安否不明です
現場は初心者用の登山コースですが
なぜか全員コースから外れたようです」
ミン「18人がいっぺんにいなくなるなんて」
弦巻「何があったんですかね」
音羽「現場の気温33℃です」
A「気温がもっと上がる可能性もあります」
蔵前「熱中症も心配ですね」
冬木「・・・」
現場の地図を共有すると
かなりコースから離れた場所に
遭難している事が分かった
喜多見「メンバーを分けて、三つの地点に
移動します。周辺で捜索に参加していれば
傷病者が発見された時に早めに
対処できますから」
弦巻「じゃあ、私達もバラバラになる
って事ですか？」
駒場「チーム力を分散させる訳にはいかない」
喜多見「しかし、現場からERカーのある
登山口まで遠すぎます。運ぶ時間が
命取りになるかもしれません」
音羽「・・・喜多見チーフ、提案があります」
喜多見「何でしょう」
音羽「チームをバラバラにするのは
私も反対です」
冬木「私は賛成です。山に入りましょう
待っていたら助けられない命もある
子ども達を守るためには、一刻も
早い治療が必要です」
A「私も賛成です」
音羽「何言ってるんです！？」
A「小児救急医として、行かせて下さい」
MER「・・・」
喜多見「では、音羽先生とA先生
それに、ミンさん。比奈先生と夏梅さんと
徳丸君。冬木先生と俺の3チームに分けます」
蔵前「喜多見チーフ」
喜多見「え？あぁ・・・やっぱり
A先生は、比奈先生と一緒で」
A「・・・分かりました」
音羽「喜多見チーフ」
喜多見「状況によっては俺の意見を聞く必要は
ありません。現場に判断を委ねます
それぞれが自分に出来るベストを尽くして
救命に当たりましょう」
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マロン - やばすぎる 涙が止まらないです (11月18日 22時) (
レス) @page13 id: b18326fb22 (このIDを非表示/違反報告)
Manami＊(プロフ) - 片付けさせたりした (2021年9月7日 19時) (レス) id: 942a5014b1 (このIDを非表示/違反報告)
萌(プロフ) - マナさん» すみません。色んな作者様に質問をしていらしたので、疑問に思ってしまいました。解決するといいですね！ (2021年8月30日 9時) (レス) id: 63ea259ac0 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 萌さん» 色々聞きたい事がありまして… (2021年8月30日 9時) (レス) id: ca456eaac8 (このIDを非表示/違反報告)
いち - そういえば！指輪の件気になります、、楽しみにしてますね！ (2021年8月30日 5時) (レス) id: 358f9d64ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小雪
| 作成日時：2021年8月16日 20時
