107話 隠し事 ページ20
喜多見「みなさん、大丈夫ですか？」
ミン「私は平気です」
冬木「動けます」
A「大丈夫です」
音羽「何です？今の」
喜多見「見て来ます」
音羽「喜多見チーフ！」
喜多見チーフの後を追う
尚の背中をみんなで追いかけると
そこには、爆発に巻き込まれた
警察官たちが数名倒れていた
急いで処置を始める
喜多見「駒場さん、応援お願いします
目視出来るだけで負傷者は5名
重傷者も1名含まれます」
駒場「すぐに消防レスキューを向かわせる
何が起きた？」
喜多見「爆発です」
駒場「原因を調べる。それまで現場には近づくな」
喜多見「紛争地域で何度も嗅いだ臭いがします
恐らく、TNT火薬を使った爆弾ですね」
駒場「爆弾だと！？」
何とか、全員の処置を終え
一安心していると
カルナさんがフラフラな状態で
爆発現場に近づいて来た
A「カルナさん？どうしました？」
声をかけると、彼は緊迫した表情で
何かを話そうとしたが、谷中さんによって
止められてしまう。絶対に、何かある
A「カルナさん、教えて下さい」
カルナ「中に、僕のお兄さんが！」
谷中「黙ってろ！」
谷中さんがカルナさんの顔を殴ると
その勢いで、カルナさんを支えていた
私も飛ばされてしまった
音羽「何してるんすか！」
尚が駆け付け、谷中さんを抑える
ミン「A先生！大丈夫ですか！？」
A「は、はい・・・カルナさんは？」
カルナ「だ、大丈夫です」
喜多見「カルナさん、教えて下さい」
谷中「おい、カルナ！
喋ったら分かってんだろうな？」
カルナ「・・・」
A「大丈夫」
カルナ「・・・地下にお兄さんや仲間達がいます！」
喜多見「何人いますか？」
カルナ「16人です」
音羽「何で黙ってたんです？」
カルナ「みんな、そこに住んでいます
僕らビザある4人だけ、外に出てきました
他は出てくるなって言われて」
音羽「ビザのない外国人に不法労働を
強制してるんですね？」
谷中「違う！俺は何も知らない。みんな働き口が
なくて困ってるっていうから、手を
貸してやっただけだって！」
ミン「そんなの嘘です！」
音羽「もう隠してる場合じゃないだろ」
谷中「うちだけじゃない。こんな事やってる
会社はいくらだってあるだろ！」
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マロン - やばすぎる 涙が止まらないです (11月18日 22時) (
レス) @page13 id: b18326fb22 (このIDを非表示/違反報告)
Manami＊(プロフ) - 片付けさせたりした (2021年9月7日 19時) (レス) id: 942a5014b1 (このIDを非表示/違反報告)
萌(プロフ) - マナさん» すみません。色んな作者様に質問をしていらしたので、疑問に思ってしまいました。解決するといいですね！ (2021年8月30日 9時) (レス) id: 63ea259ac0 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 萌さん» 色々聞きたい事がありまして… (2021年8月30日 9時) (レス) id: ca456eaac8 (このIDを非表示/違反報告)
いち - そういえば！指輪の件気になります、、楽しみにしてますね！ (2021年8月30日 5時) (レス) id: 358f9d64ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小雪
| 作成日時：2021年8月16日 20時
