103話 朗報 ページ16
〜定時後・MER医局〜
喜多見「え！？じゃあ、またご家族と
一緒に住んでるんですか？」
冬木「えぇ。今日も自宅から出勤してきました」
喜多見「良かったじゃないですか、冬木先生」
冬木「妻が別居中も、ずっとMERの活動を
ニュースで見てくれてたみたいで
大変そうだし、帰って来たら？って」
喜多見「そうだったんですね」
冬木「あの、これ、家族から
つまらないものなんですが」
喜多見「いいのに、こんなの」
冬木「いいえ、どうぞ」
喜多見「メッセージカード」
冬木「あの、ぜひ読んで下さい」
喜多見「いいですか？・・・壮太君！」
冬木「お恥ずかしい・・・あの、喜多見チーフ
これからは、困った事があったら
何でも相談して下さい」
喜多見「え？」
冬木「このチームに恩返しがしたいんです」
喜多見「あぁ」
冬木「それに、何と言っても私は
このMERの副チーフですから」
喜多見「ですね。頼りにします」
冬木「精進します」
喜多見「いや、こちらこそ」
A「お疲れさまです！何か、お2人とも
良い顔してますね」
喜多見「おっ、A先生じゃないですか」
冬木「オレンジって事は、小児科ですか」
A「はい」
喜多見「もうお帰りですよね？」
A「あ、音羽先生を待とうかなって」
喜多見＆冬木「え？」
A「実は・・・またお付き合いする事に
なりまして。ご心配をおかけしました」
喜多見「そうだったんですか！！
良かったですね！！」
冬木「おめでとうございます」
A「ありがとうございます」
喜多見「きっと、他のメンバーも喜びますよ」
冬木「音羽先生とA先生は
お似合いですからね。本当に
仲直り出来て良かったです」
A「はい！」
都庁危機管理対策室から伝達
江戸川区篠崎町9丁目の清掃会社で
眩暈や吐き気、意識障害の患者が
複数名出ているもよう。原因は不明
被害者がさらに増える可能性もあり
予防的医療事案と認定
TOKYO MERの出動を要請する
喜多見「MER了解。出動します」
冬木「どうします？定時過ぎてますし
全員は集まりませんよ」
喜多見「3人で行きましょう。眩暈と吐き気でしたら
搬送の手伝いだけで済むかもしれません
応援が必要なら、現場で判断します」
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マロン - やばすぎる 涙が止まらないです (11月18日 22時) (
レス) @page13 id: b18326fb22 (このIDを非表示/違反報告)
Manami＊(プロフ) - 片付けさせたりした (2021年9月7日 19時) (レス) id: 942a5014b1 (このIDを非表示/違反報告)
萌(プロフ) - マナさん» すみません。色んな作者様に質問をしていらしたので、疑問に思ってしまいました。解決するといいですね！ (2021年8月30日 9時) (レス) id: 63ea259ac0 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 萌さん» 色々聞きたい事がありまして… (2021年8月30日 9時) (レス) id: ca456eaac8 (このIDを非表示/違反報告)
いち - そういえば！指輪の件気になります、、楽しみにしてますね！ (2021年8月30日 5時) (レス) id: 358f9d64ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小雪
| 作成日時：2021年8月16日 20時
