【呪術廻戦】有限の眠り姫1 (ページ48)

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46話ページ48

七海side

電話を切った後
現場近くの空きビルに入る

そして、調べて分かった事を
ホワイトボードにまとめながら
事件について話をし始めた

　

七海「ここ最近の失踪者、変死者
　窓による残穢の報告をまとめました
　これである程度、犯人のアジトが
　絞られます」

虎杖「よっしゃ！乗り込むか！」

七海「いえ、まだまだ“ある程度”です
　私は調査を続けますので、虎杖君には
　別の仕事を。映画館にいた少年
　吉野順平。彼は被害者と同じ高校の
　同級生だそうです。監視カメラの
　映像とたたずまいからして、彼が
　呪詛師である可能性は、低いと
　考えていました。ただ被害者と関係が
　あるとなれば、話は別です」

虎杖「呪詛師？」

七海「悪質な呪術師の事です
　手順は伊地知君に任せてあるので
　 2人で吉野順平の調査をお願いします」

虎杖「おっす！行っくぞー！」

七海side

虎杖君は、そう意気込むと
部屋を出て行った

そんなkれの背中を見つめながら
伊地知さんが話しかける

伊地知「・・・ある程度ではなく
　もう分かっているんですよね？
　犯人の居場所」

七海「もちろん。犯人は、その気になれば
　残穢など残さずに、現場を
　立ち去れるはずです。私達はまた
　誘いこまれています」

伊地知「・・・」

七海「単身で乗り込むリスクと虎杖君を
　連れていくリスク。前者を
　選んだまでです
　彼はだ子どもですから」

伊地知「・・・」

虎杖「なーなみ先生！言い忘れてた！
　気を付けてね！」

七海「・・・虎杖君、さっきから私を先生と
　呼んでいますが、私は教職じゃないので
　先生は止めてください」

虎杖「じゃあ、ナナミン！」

七海「ひっぱたきますよ」

伊地知「虎杖君、行きましょう」

虎杖「はーい！」

prrr prrr

七海「はい、七海です」

五条「ヤッホー」

七海「あなた暇なんですか」

五条「いや～。さっき、言い忘れて事あってさ」

七海「何です？」

五条「気を付けてね」

七海「・・・ﾌｯ」

五条「え、何で笑うの！？」