3話 ページ5
五条side
あんたが苦労して
彼女を遠ざけたというのに
硝子が言った
言葉が頭の中によぎる
名前と僕は幼馴染であり
硝子や傑と同期でもある
彼女の強さと優しさは
誰よりも知っているし
誰よりも近くで見てきた
でも、上層部はクズばっか
自分の事しか考えていない
しかもそいつらは
名前を自分達のものにしようとしている
力を欲しているのか
彼女そのものを欲しているのか
知りたくもないけど
毎日のように、汚い手を
彼女に差し伸べ、引きずり込もうとした
そんな日常から
彼女を逃がしたくて
自由にしたくて堪らなかった
そんなある日
奴らは想像を絶する一言を放った
男「五条悟、お前は名前を救いたいか?」
五条「は?」
男「ならば働け
我々のために、高専のために
呪術界のために尽くせ」
五条「何、その笑えない冗談」
男「お前に拒否権はない
名前が
どうなってもいいのか?」
こいつら、名前を人質に取って
僕を脅そうとしてるのか?
うわ、やっぱクズだわ
いいさ
五条「分かったよ
じゃあ、もし名前に
何かあったら、お前ら全員
殺すよ?」
そして、僕は
名前を救うため
この世界を変えるために
教鞭をとる事にした
未来ある生徒達を育て
闇しかないこの世界に
光をもたらす
そんなことを夢見て
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ゆかり(プロフ) - はじまして、更新楽しみです (2021年10月26日 5時) (レス) @page48 id: 9654438337 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小雪 | 作成日時:2021年6月13日 0時