22話 ページ24
〜次の日〜
漏瑚「おい、どうなんだ?
わざわざ貴重な指1本使ってまで
確かめる必要があったかね
宿儺の実力」
夏油「まあ、中途半端な当て馬じゃ
意味ないからね。それなりに
収穫はあったさ」
漏瑚「しかし、例の娘の捕縛には失敗したじゃろ」
夏油「失敗も、もちろん想定内さ」
漏瑚「言い訳じゃない事を祈るぞ」
〜その頃・高専〜
伊地知「会敵した時の選択肢は逃げるか死ぬか
まずは、絶対に戦わない事と
彼らに忠告したのですが」
五条「わざとでしょ」
伊地知「は?と、仰いますと?」
五条「特級相手。しかも生死不明の5人の
救助に1年生の派遣は有り得ない
それに悠仁は、僕が無理を通して死刑に
実質、無期限の猶予を与えた。それを
面白くない上が僕や名前がいぬ間に
特級を利用して、体よく彼を始末した
ってとこだろ。他の2人が死んでも僕に
嫌がらせができて、一石二鳥とか
思ってんじゃない?まぁ、名前が
駆け付けたのは予想外だったろうね」
伊地知「いや、しかし!派遣が決まった時点では
本当に特級になるとは・・・」
五条「犯人探しも面倒だ。いっそのこと
上の連中、全員殺してしまおうか」
伊地知「はっ!」
五条「今頃、名前が眠っている事で
上の連中は大騒ぎだ。その隙を狙って」
家入「珍しく感情的だな」
伊地知「お疲れ様です!家入さん」
家入「彼のこと、随分とお気に入りだったんだな」
五条「僕はいつだって生徒思いのナイスガイさ」
家入「あまり伊地知をいじめるな
私達と上の間で苦労してるんだ」
伊地知「もっと言って・・・」
家入「で、これが・・・宿儺の器か
好きにバラシていいよね?」
五条「しっかり役立てろよ」
家入「役立てるよ。誰に言ってんの?」
五条side
僕が悠仁達の任務の事を聞いて
駆け付けた時には
もう既に全てが終わった後だった
雨の中
死んで倒れている悠仁
空を見上げたまま目に光がない恵
そんな彼は、両手で
眠っている名前を抱きしめていた
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ゆかり(プロフ) - はじまして、更新楽しみです (2021年10月26日 5時) (レス) @page48 id: 9654438337 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小雪 | 作成日時:2021年6月13日 0時