18話 ページ20
虎杖「え、終わった・・・?」
名前「っ・・・」
虎杖「あ!名前さん!」
気を失った名前さんの元へ
急いで駆け付ける
すげぇ
あんなバケモンをたった1人で
この短時間に・・・
やっぱ、特級って凄いんだな
宿儺「何だ、終わってしまったか
つまらんな」
虎杖「残念だったな」
宿儺「フッ。何もしてない分際で」
虎杖「うるせぇ・・・え」
宿儺と話をしていると
特級ではないものの
とんでもない数の呪霊が出て来た
虎杖「な、何で!?」
宿儺「ほう。さっきの特級が消えて
姿を現し始めたか」
虎杖「くっ」
動きたいのに、身体が動かない
手が震える
その時
わおーん!!
虎杖「伏黒の合図!!」
宿儺「つくづく、いまいましい小僧だ
この俺を完全になめてやがる
少し待て、今考えてる。どうすれば
あの小僧を後悔させられるかをな
それにしても、この娘の術式や領域展開
時間を操るものだったな
まぁ、見たところ代償は大きいが
使い勝手によっては、面白いものが
見られるぞ。それに、何と言っても
こいつは治癒だけじゃない
“蘇生”さえ出来る力をもつ
そりゃあ、欲しがる訳だ」
雑魚どもを蹴散らせた後
そっと、娘の元へ近づく
よく見れば
整った顔に長い睫毛
淡いピンクの頬と唇
ゆっくり、その姿を眺め
両手で持ち上げる
宿儺「あれ?人間の娘ってこんな軽かったか
おい、終わったぞ!不愉快だ
替わるのならさっさと替われ」
虎杖「・・・」
宿儺「どうした?小僧・・・フッ」
小僧からの返答がない
かなり堪えてるみたいだな
宿儺「ならば・・・」
娘を抱えたまま
“あいつ”の元へと飛んだ
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ゆかり(プロフ) - はじまして、更新楽しみです (2021年10月26日 5時) (レス) @page48 id: 9654438337 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小雪 | 作成日時:2021年6月13日 0時