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104話 余計 ページ6

木島「ほ、ほら!その時
  嶋田先生はちょうど
  妊娠されてましたし
  余計な負担をかけたくなかったんですよ
  それに、その件は岡部先生にこの学校を
  辞めてもらう、という形でちゃんと
  丸く収まったじゃないですか〜」

名前「・・・」

木島「小川先生と浅村先生たちときちんと
  話し合いをした結果です
  僕の独断ではありませんよ?
  涌井さんだって、学校に通い始めたし
  今、事を荒立てるのはよくありません
  嶋田先生も分かるでしょ?ね?」

名前「本当に私のため、ですか?」

木島「もちろん!」


〜その後〜


嶋田「名前、三枝が外で待ってるから
  家まで送ってもらえ」

名前「うん、分かった」

嶋田「出来るだけ、早く帰る」

名前「うん」

阿部「おっ!もしかして、今日も来るのか!?
  嶋田先生の旦那!」

古賀「旦那!そうだ!!
  ちょ、阿部先生どいてください!」

阿部「おいっ!危ないな!」

古賀「くそ〜!今日も後ろ姿しか見えない!」

一ノ瀬「この前も思いましたけど、若いですね」

古賀「まさか、年下!?」

柴田「みんな、妄想しすぎですよ」

楓「まぁ、何も知らない方が幸せって事もあるしね」

柴田「・・・そうですね」


〜校庭〜



名前「お迎え、ありがとうね」

三枝「いえいえ、荷物持ちます」



三枝side

一晩経ったけど
車の中での会話が
どうしても頭から離れない

あ〜〜、何であんなに
熱くなっちゃったんだろう

なんか気まずいし・・・




名前「三枝君」

三枝「はい!?」

名前「昨日はごめんね?
  私の事を心配して言ってくれたのに
  大きな声出しちゃったりして」

三枝「いえ、俺が悪いんです
  名前さんの気持ちも知らないで
  学校辞めればいいとか言っちゃって」

名前「ううん、そんな事ない!嬉しかったよ
  三枝君がかけてくれた言葉一つ一つが
  凄く胸に響いた。ありがとう」

三枝「心配なんで。あっ、ほら、名前さんは
  俺の相棒の奥さんですから!(笑)」

名前「ふふふ、ありがとう
  今日もお昼食べていってよ」

三枝「マジすか!?やった!」

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レー - これからも続き気になる・・・ (2021年3月6日 20時) (レス) id: 1f8411eea9 (このIDを非表示/違反報告)
レー - はい、、、 (2021年3月6日 18時) (レス) id: 1f8411eea9 (このIDを非表示/違反報告)
あすか - あっ、あの、ニックネーム「あすか」ってなってるんですけど、私「いち」です。ごめんなさい。2つ使い分けてるんです。 (2021年3月6日 15時) (レス) id: 358f9d64ec (このIDを非表示/違反報告)
あすか - レーさん» レーさんも読みたいですよね!! (2021年3月6日 15時) (レス) id: 358f9d64ec (このIDを非表示/違反報告)
レー - あの・・話の続きは・・・? (2021年3月6日 11時) (レス) id: 1f8411eea9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:小雪 | 作成日時:2021年2月20日 20時

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