109話 励まし ページ11
古賀「新津、期末試験の学年会議」
新津「はい」
美津子「まぁ、しばらく様子を見てみましょう」
浅村「アレン君の様子は？」
柴田「それが、アレン笑ってました」
浅村「え？どういう事？」
柴田「バスケもっと上手くなりたいからって」
一ノ瀬「そう言われたら何も言えませんね
こっちからは」
阿部「そうだよな！」
柴田「まぁ、でも」
楓「西田君とアレン君って、前は
そんな感じじゃなかったよね？
何かきっかけがあったのかな？」
浅村「もしかして、私が原因かも」
一ノ瀬「浅村先生のせいなんですか？」
楓「どういう事？」
浅村「西田君をスタメンから外して、アレン君を
スタメンに入れたんです」
柴田「そんな事で？レギュラー取られたぐらいで
いじめなんてしてたらキリがないですよ！？
ほっといて良いんですか！？」
阿部「アレンがほっとけ〜って言ったんだろ？」
柴田「そのほっとけは、ほっとくなって
ことなんですよ！」
阿部「押すなよ〜、押すなよ〜みたいな(笑)」
柴田「俺、何とかしますから」
〜給食時〜
柴田「アレン！昨日、めっちゃ良いバンド
見つけたんだよ。マジヤバい」
アレン「ヤバッ」
柴田「まだ聴いてないじゃん」
アレン「いや、先生が」
柴田「え？」
アレン「何かイタイ。俺のこと想ってくれるのは
まぁ、あれだけど。何か違う
そういうの要らないっていうか、大丈夫」
柴田「・・・」
〜休み時間〜
涌井「外れた〜、へたくそ」
アレン「いや、エアーだし。いいよ、見ても」
涌井「え？」
アレン「まだ馴染めないんでしょ？クラス
まぁ、ずっと休んでたんだし、仕方ないよね」
涌井「西田達にハブられてんの？」
アレン「え？あ〜、別に
まぁ、幼稚園の時からだからこういうの
もっと酷い時もあったし。慣れてる」
涌井「マジでしょうもなっ。肌の色なんて
どうでも良くない？」
アレン「ありがとう」
涌井「あ〜、でもあれだ
この間、美白の化粧水買った」
アレン「それは良いでしょ」
涌井「ねぇ、もし悩んでるなら行ってみなよ」
アレン「どこに？」
涌井「名前先生のとこ
私もたくさん助けてもらったし」
アレン「あ〜、うん、そのうちね」
涌井「そのうちって？」
アレン「まぁ、そのうち」
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レー - これからも続き気になる・・・ (2021年3月6日 20時) (
レス) id: 1f8411eea9 (このIDを非表示/違反報告)
レー - はい、、、 (2021年3月6日 18時) (レス) id: 1f8411eea9 (このIDを非表示/違反報告)
あすか - あっ、あの、ニックネーム「あすか」ってなってるんですけど、私「いち」です。ごめんなさい。2つ使い分けてるんです。 (2021年3月6日 15時) (レス) id: 358f9d64ec (このIDを非表示/違反報告)
あすか - レーさん» レーさんも読みたいですよね！！ (2021年3月6日 15時) (レス) id: 358f9d64ec (このIDを非表示/違反報告)
レー - あの・・話の続きは・・・？ (2021年3月6日 11時) (レス) id: 1f8411eea9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小雪
| 作成日時：2021年2月20日 20時
