140話 夢 ページ42
そんなある日
部員「なぁ、嶋田
俺、決めたよ」
嶋田「何を？」
部員「告白する！」
嶋田「お〜、急だな(笑)」
部員「やっぱ、気持ちって伝えないとダメだよな」
嶋田「まぁ・・・で、誰に告白すんの？」
部員「名前さん！」
嶋田「え、名前？」
何でだ
急に心臓が早くなる
まさか、告白する相手が名前だとは
思わなかったから、正直驚いた
でも、何で俺はこんなに焦ってるんだ？
別に名前の事を好きな訳じゃ
そんな訳じゃない
はずなのに
部員「嶋田？どうかした？」
嶋田「あ、いや。頑張れよ」
部員「おう！」
〜部活後〜
部活が終わり、帰ろうとした時
部室に電気が点いている事に
気が付いた
誰だよ、今日の当番
そう思いながら
渋々、部室に向かうと
ガタン！
とい音が鳴り響いた
嶋田「誰がいるのか！？」
名前「ごめんなさい！」
嶋田「何だよ〜、名前かよ
びっくりした〜〜」
名前「隆平か〜、びっくりした〜」
嶋田「いや、お互いびっくりしてどうする(笑)」
名前「確かに(笑)」
嶋田「で？どうしたんだ？凄い音したけど」
名前「救急箱の中身確認しようと思って
取ろうとしたら踏み台から落ちちゃって」
嶋田「大丈夫かよ(笑)」
名前「うん、大丈夫！いっ・・・」
名前は立ち上がると
すぐ足首を抑えてしゃがんでしまった
嶋田「どうした？」
名前「捻っちゃったみたい・・・」
嶋田「ちょっと見せて」
名前「うん」
嶋田「・・・あ〜、少し腫れてるな
ちょっと待ってろ」
名前side
そう言うと
隆平は冷却スプレーを持って来て
素早く足を冷やし、テーピングをし始めた
名前「すごい！」
嶋田「すごいって、名前がいつも俺達に
してくれてる事だろ」
名前「え？」
嶋田「お前のやり方を真似してるだけだからな」
名前「ふふふ、そっか
私ね、将来は養護教諭になりたいんだ」
嶋田「養護教諭って保健室の先生？」
名前「うん」
嶋田「何で？医者とか看護師とかの方が
いいんじゃないの？」
名前「うん、それも素敵だけど
みんなの居場所を作ってあげたい」
嶋田「居場所？」
名前「1人でも多くの人が安心できる場所
学校って悪くないなって思える場所」
嶋田「ふ〜ん、そっか
なんか、お前らしい理由だな」
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レー - これからも続き気になる・・・ (2021年3月6日 20時) (
レス) id: 1f8411eea9 (このIDを非表示/違反報告)
レー - はい、、、 (2021年3月6日 18時) (レス) id: 1f8411eea9 (このIDを非表示/違反報告)
あすか - あっ、あの、ニックネーム「あすか」ってなってるんですけど、私「いち」です。ごめんなさい。2つ使い分けてるんです。 (2021年3月6日 15時) (レス) id: 358f9d64ec (このIDを非表示/違反報告)
あすか - レーさん» レーさんも読みたいですよね！！ (2021年3月6日 15時) (レス) id: 358f9d64ec (このIDを非表示/違反報告)
レー - あの・・話の続きは・・・？ (2021年3月6日 11時) (レス) id: 1f8411eea9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小雪
| 作成日時：2021年2月20日 20時
