【青のＳＰ】truth3

138話　妨害 ページ40

〜教室〜


新津「頭文字が母音なので」

生徒「本当にあのキャラいないと無理じゃん！」

生徒「それな！」

新津「そこ・・・そこ！
　 静かにしてください。他の子が迷惑です」

生徒「どうせ誰も聞いてないじゃん！な？」

生徒達「ハハハ！！」

新津「どうしても喋りたいなら
　 外に出てもらって構いません」

生徒達「・・・」

新津「あ、どこまでやったっけ」

ガタン！

新津「ちょっと、席に座りなさい！」

生徒「先生の言うこと聞いてるだけです」

生徒達「ハハハ！」


〜体育館〜


真田「名前先生以外で上に対抗できる先生か
　 小川の事じゃね？な？」

三村「うん、確かに。上に物申しキャラで
　 今いない先生だとそうかも
　 よく他の先生と揉めてるの見たし」

真田「何？小川がどうしたの？」

嶋田「いや、大した事じゃない」

真田「それより〜
　 奥さんとの話聞かせてよ」

嶋田「またそれか」

真田「中学からの同級生で告ったのは嶋田さん
　 そこまでは分かったからさ！」

嶋田「もういいだろ」

真田「どうやって告ったのか教えてよ！」

三村「うちら、嶋田さんに呼び出されて
　 貴重な休み時間削られてるんだからさ」

真田「そうそう」

嶋田「・・・」

三村「じゃあ、写真でもいいよ」

嶋田「嫌だよ」

三村「なら、教えてよ」

真田「うんうん」

嶋田「ハァ・・・あれは確か」

真田＆三村「・・・」

嶋田「忘れた、悪いな」

真田「おい〜〜！」

三村「最低〜！」

嶋田「はいはい、じゃあな」

真田「ケチ〜！」

三村「スクポリって小川先生と
　 知り合いだったのかな？」

真田「何で？」

三村「だって、何かの事件と関係なしに
　 うちらに話かけてきたのって初めてじゃない？
　 元カノだったりして」

真田「ないわ〜、だって奥さんいるじゃん
　 すげぇ溺愛してそうだし、しかも
　 それって浮気じゃん
　 まぁ、お似合いっちゃお似合いだけど」

三村「でしょ？」

佐々木「危ね！」

三村「きゃっ！」



三村side


その時、私達に向かって
ボールが飛んできた

当たる！そう思って目をつむると



真田が両手でそれをキャッチした





佐々木「あ〜、ごめん、悪ぃ！」

菊池「ごめん！」

真田「きゅんとした？」

三村「ﾌｯ、ないわ〜」

真田「何だよ、可愛くねぇ奴〜」

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