愛を叫べ3 (ページ43)

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141話ページ43

ヒロミ「それじゃあ、相葉ちゃん
　ニノ、よろしくな！」

相葉「はーい！」

二宮「はい」

相葉「ほら！かざポン行くよ！」

相葉side

酔った、かざポンを支えながら
タクシーに乗せる

ふと、後ろを振り返ると
名前がニノに横抱き・・・

いわゆる、お姫様抱っこをされていた
ニノがちょっと羨ましい

・・・なんてね！

櫻井「あの車じゃない？」

松本「本当だ」

二宮「じゃあ、ちゃんと送り届けますんで」

櫻井「任せたよ」

大野「ニノ、写真ね」

松本「何の写真だよ(笑)」

二宮「まぁ、とりあえず行くわ
　また明日！」

～車の中～

マネ「二宮さん、すみません
　ご迷惑かけちゃって」

二宮「いいの、いいの
　お酒飲んだの気付かなかった
　俺たちが悪かったんだし」

マネ「それにしても
　気持ち良さそうに寝てますね」

二宮「そうだね
　今日はずっと泣いてたから」

マネ「あ、着きました！
　私、ここで待っているので
　お願いしてもいいですか？
　これ、合鍵です」

二宮「はいよ」

二宮side

再び、名前を横抱きにして
歩き出す

鍵を開けて電気を点けると
綺麗に片づけられている
部屋が目にうつった

そっと、名前をベッドにおろす

赤い頬
赤い唇

ゆっくりと顔を近づけ
もう少しで2人の唇が
重なる・・・

名前「ん・・・」

二宮「うわ、びっくりした
　何やってんだよ、俺は」
　

本当、調子狂うんだよな

・・・カシャッ

布団をかけなおし
電気を消して、静かに家を出た