【コード・ブルー】青空日和7

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白石「名前！？」

名前「おはよう、めぐ
　 こんな朝早くから偉いな」

白石「名前こそ、なんで？」

名前「なんか、早く目が覚めちゃってさ
　 脳外の書類片付けてた」

白石「そっか」

名前「ここからの景色っていいよな」

白石「うん、私が大好きな場所」

名前「俺たちのすべての始まりの場所でもある」

白石「ここに来てもう9年よ
　 なのに全然ここからの眺めに飽きない
　 不思議だよね」

名前「そうだな」

白石「嬉しい時も、悲しい時も
　 自分に腹が立った時も
　 気が付けばここに来てた」
　 ヘリを見ると、頑張らなきゃって思えたし
　 1人でも多くの人を助けるんだって
　 自分を奮い立たせることができた
　 まぁ、今も落ち込む事はあるけどね」

名前「俺は、ここに来ると勇気がもらえる
　 医者として患者と向き合う勇気
　 命を救うために空を飛ぶ勇気
　 仲間とぶつかり合える勇気
　 めぐはどう？」

白石「うん、私もたくさんの勇気をもらえる」

名前「あ・・・」

白石「どうしたの？」

名前「今も勇気をもらえた」

白石「え？どんな勇気？」

名前「・・・」

白石「名前？」


名前「・・・めぐにプロポーズする勇気」


そう言うと名前は
小さな箱をポケットから取り出し
ひざまずいた

そして









名前「めぐ、俺と結婚してください」

　

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