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緋山said

確かに医者には
休日に一緒に買い物や旅行に行くような
友達はいない

緋山「ん?綺麗になってる」

緋山said

けれど

緋山「はっ?落ち着かない」

緋山said

仲間はいる

決してなれ合いではなく
かといって敵でもない

白石&緋山「乾杯」

緋山said

長い年月と体験の共有
成功体験はもちろん
辛い体験、悲しい体験、恥ずかしい部分も含めて
お互いをさらけ出す

そんな時間を経て、初めて私たちは仲間になる

白石「あ、ねぇ、橘先生に聞いた
  私の事をスタッフリーダーに推してくれたのは
  緋山先生だって」

緋山「あ〜、あれね
  あの時、私周産期医療センターに行くつもり
  だったからさ、私に振られても困るなと思って」

白石「え!?」

緋山said

でも、ごぐまれに
時間を必要とせず
仲間になれる相手もいる

生まれながらに
通じ合える相手

そんな人間に出会えた人は
とても幸運だと思う

だけど、せっかく出会えたそんな相手と
ちょっとしたボタンの掛け違いで
傷つけ合う事になってしまったら?

〜めぐり愛〜

新海「俺は思ったんだ
  あんとき、手術室に1人残って
  今俺が、奏ちゃんの腫瘍を切れば
  2人を出し抜けるんじゃないかって
  思った時には手が動いてた」

藍沢「医者も人間だ
  功名心はある
  お前の行動は理解できる」

新海「2人より上手くやれる自信もあった
  実際上手くやった」

名前「あぁ、腫瘍は全て摘出できていた」

藍沢「だが、その俺たちのレースに
  14歳の少女が巻き込まれた」

新海「許される事じゃないな」

藍沢「あの晩、俺たちはチームじゃなかった」

新海「・・・」

名前「チームか・・・」

緋山said

運命は残酷だ

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HgKoa(プロフ) - 、さん» ご指摘ありがとうございます!!以後気を付けます!! (2018年8月23日 23時) (レス) id: 8e948f116e (このIDを非表示/違反報告)
- オリジナルフラグちゃんと外しましょう違反行為です。ルールをちゃんと守りましょうね (2018年8月23日 23時) (レス) id: 7def30df5a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:小雪 | 作成日時:2018年8月23日 23時

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