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〜ICU〜
白石「どう？」
名取「食事が取れていないんで
ソルデム3Aにしました」
白石「そう」
名取「はぁ・・・
そんなに自分責めないでください
あそこって狭かったじゃないですか
増水もしてたし。あの状態で全員助けられなくても
誰も責められないですよ」
白石「名取先生」
倉田「確かにそうだ」
名取「そうですよ」
倉田「でも、レスキューの現場に条件の良い時なんてない」
名取「！！」
倉田「だから何か起きた時、言い訳をしようと思えば
いくらでも出来る。資機材が足りなかった。
通報が遅かった。だから救えなかった
そういえば許される
でも、そういう言い訳をする人間に
命を預けたいと思うか？」
名取「・・・」
倉田「人は、起きた事は全部自分の責任だと言い切れる
人間に命を預けたいと思うものだ
俺の仕事はそういう仕事だ
ドクターヘリだってそうでしょ？」
〜スタッフステーション〜
名前「横峯
倉田さん、どうだ？」
横峯「食事をほとんど食べてなくて・・・」
名前「そうか
あ、倉田さん、少し休まれますか？」
倉田妻「ありがとうございます、大丈夫です」
名前「何かあったら彼女に言ってください
横峯、俺ＩＣＵ見てくるわ
白石どこか分かるか？」
横峯「白石先生ならＩＣＵに」
名前「サンキュー」
横峯「奥様は食事取られてますか？
倉田さんがあれじゃ食べられませんよね」
倉田妻「本当、頑固で、食べてもらいたいんですけどね」
横峯「倉田さん、責任感が強いのは分かりますけど
心配してる家族の気持ちも分かってもらいたいですよね
奥様だって、辛いんだって言った方が」
倉田妻「失礼ですが、あなたご結婚は？」
横峯「え？いえ」
倉田妻「私たちが結婚したのは1985年
結婚した翌年、あの人背骨折って半年入院してた
７年後にはひどいやけど。マンション火災で
5人も亡くなったの。2009年の岳来山の土砂崩れの時は
助けられなかった人が多くいて精神科に通院した
私は毎日あの人の話を聞き続けた
32年間そうやって、あの人を支えた
何か、アドバイスがあったら聞くわ」
横峯「いえ・・・すいません」
倉田妻「ありがとうね」
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よっちゃんvvv(プロフ) - �´△蘯膺邑�がいいです！！！！！！ (2018年5月5日 18時) (
レス) id: 55f2ad45de (このIDを非表示/違反報告)
有希 - �，蓮⊆膺邑�が閉じ込められる。�△蘯膺邑�のピンチを白石が助けるが良いと思います。いつも楽しく読んでいます。これからも期待しています！ (2018年5月5日 17時) (レス) id: 506047f040 (このIDを非表示/違反報告)
Ray(プロフ) - 1は、主人公が閉じ込められるで2も主人公がピンチでお願いします (2018年5月5日 14時) (レス) id: 3f08d45607 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小雪
| 作成日時：2018年4月30日 15時
