【コード・ブルー】青空快晴6

253話 ページ8

藍沢「名前」

名前「なに？」

藍沢「俺、決めた
　 この先、自分がどうしたいのか」

名前「うん、そっか
　 後悔しない？」

藍沢「あぁ、後悔はしない
　 自分で決めた道だ」
　
白石said

数か月前は、このチームで
やっていけるのかと悩んだ

今は、このチームでやっていきたいと
強く、思う

だけど、ほんの1時間で
全てが変わってしまった

私の大好きなチームは
あの1時間で
バラバラになってしまった

prrr prrr

白石「翔北救命センターです」

救急隊員「千原消防よりドクターヘリ要請です
　 千葉新都市地下鉄開通前の線路内にて
　 崩落事故発生。負傷者多数です
　 子どもも含まれているようです」

白石「子ども？開通前ですよね？」

〜ヘリ出発前〜

藍沢「名前、戻ったら話したい事がある」

名前「話？」

藍沢「あぁ、大切な話だ」

名前「うん、わかった」

〜初療室〜

白石「ヘリが戻ったら私も行きます
　 緋山先生と名取先生も願い」

緋山「わかった」

名取「はい」

白石「横峯先生、灰谷先生、雪村さんもその後来て」

雪村「はい」

横峯「分かりました」

橘「白石」

白石「ごめん、灰谷先生は残って
　 苗字先生、お願い」

名前「はい」

灰谷「すいません」

〜現場〜

救急隊員「下の線路内に下りてもらえますか？
　 重傷者はここまで上げられないんです」

藍沢「分かりました」

藤川「どうなってるんですか？
　 地下鉄はまだ動いてないんですよね？」

救急隊員「開通を記念したトンネルウォークが
　 開催されていたようです。一般の方が
　 地下鉄線路内を歩いて見学するという」

藤川「参加者は何人ですか？」

救急隊員「300人です」

藤川「300！？」

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