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291話 ページ47

〜スタッフステーション〜

緋山「藤川も名前も
  本当、よく頑張ったよね」

白石「うん・・・」

緋山「やだ、白石、まだ泣いてんの?」

白石「緋山先生もさっきまで泣いてたでしょ」

緋山「まぁ、そうだけど・・・
  あの藍沢も泣いてたしね」

藍沢「・・・泣いてない」

白石「いや、泣いてたよ?」

緋山「うん、ボロボロ泣いてたよね」

藍沢「・・・ちゃんと仕事しろ」

白石&緋山「はーい」

緋山「あれ?冴島は?」

白石「藤川さんのとこ」

緋山「そっか・・・
  シアン騒ぎの時、藤川が
  ずっと支えてたもんね」

白石「うん。今度は、冴島さんが藤川先生を
  支えてる」

緋山「いや〜、何か、凄いわ」

白石「藍沢先生も仕事しろなんて言ってるけど
  5分ごとに名前のバイタル
  チェックしに行ってるし」

緋山「5分ごとは行き過ぎでしょ」

白石「うん
  でも、誰よりも心配なんだよ」

藍沢「・・・」

緋山「でもさ、本当、名前に合わせる顔ないよね
  救助されてるって勝手に思い込んでてさ
  その間、暗闇で孤独と痛みに耐えながら
  ずっと待ってたのに・・・私たちの事・・・」

白石「・・・」

緋山said

私がそう言うと白石はまた泣き出した

しまった・・・

そう思っていると

藍沢「確かにそうだ
  俺たちは自分たちの勝手な勘違いで
  名前の孤独や痛みに気づいてやれなかった」

白石&緋山「・・・」

藍沢「でも」

白石&緋山「??」

藍沢「でも、あいつは生きてた
  俺たちが来るって信じてた
  弱って死にそうなのにも関わらず
  必死で無線で俺たちに助けてって言ったんだ
  奇跡といってもいい
  今までの信頼関係、絆があったから
  名前助ける事ができた
  俺たちが奇跡を起こしたんだ」

白石&緋山「・・・」

緋山「本当、藍沢あんたも凄いわ
  名前が惚れるのも分かるかも」

白石「うん」

藍沢「・・・ICUみてくる」

緋山「また行くの!?」

白石「ほら、私たちも行くよ」

緋山「はいはい」

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Maho(プロフ) - すごく面白かったです! (2018年6月25日 21時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - いつも楽しみに読ませていただいています。続きが気になってしょうがないです!更新を楽しみにしています!! (2017年9月25日 23時) (レス) id: e62364b749 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあち - いつも読ませていただいてます(^^)大変だとは思いますが頑張ってください楽しみに見させてもらってます\(^^)/ (2017年9月25日 21時) (レス) id: b979a41ce7 (このIDを非表示/違反報告)
yasupi88(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます!とても面白いです♪頑張ってください (2017年9月25日 21時) (レス) id: 618b23053f (このIDを非表示/違反報告)
mky(プロフ) - 毎回楽しみに読ませていただいてます!続きすごく気になってはらはらしてます(´-`).。oO更新頑張ってください! (2017年9月25日 20時) (レス) id: 3ef5f6d345 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:小雪 | 作成日時:2017年9月21日 22時

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