検索窓
今日:37 hit、昨日:118 hit、合計:867,681 hit

285話 ページ40

藍沢「白石?」

冴島「どうしました?」

白石「ない・・・」

緋山「え?」

白石「ないの・・・
  リストに・・・」

雪村「何がですか?」

白石「搬送先リストに!
  名前の名前がないの!」

緋山「は!?」

藍沢「救助されたんじゃないのか!?」

冴島「盛岡さん、一緒に救助されてましたよね!?」

盛岡「え?いいえ
  僕はアヤちゃんと一緒に救助されて・・・」

藍沢「アヤ?」

盛岡「苗字先生が診ていた心タンポナーデの患者さんの
  お子さんです・・・たまたま近くにいて
  一緒に崩落に巻き込まれて・・・
  それで・・・」

緋山「何で崩落の前にお子さんがいるって
  知らせなかったんですか!?」

盛岡「患者さんのオペをしていて
  手が離せなかったです・・・
  オペが終わってすぐ崩落が起きて・・・」

雪村「それじゃあ
  苗字先生と一緒じゃなかったんですか?」

盛岡「崩落の際に反対側に離されてしまって・・・
  でも!救助隊員の方に聞いたら搬送されたって!」

白石「・・・消防隊長!」

消防隊長「はい!」

白石「苗字名前という患者を搬送したのは
  事実ですか?」

消防隊長「苗字さんですか?」

緋山「うちの医者です」

消防隊長「おい!苗字名前さんを搬送したか?」

隊員「どこにいた患者さんですか?」

盛岡「D地点です!
  僕がもう1人女性がいるからって言ったら
  搬送したって言ってましたよね?」

隊員「はい、女性を搬送したのは事実ですが
  苗字さんではありません
  D地点のそばにいた60代の女性で
  三浦トモさんという方です」

盛岡「え・・・
  待って・・・
  そ、それって・・・」

白石「名前は・・・
  名前は・・・」

藍沢「まだ救助されていない」

白石said

体から力が抜けて座り込んでしまう

緋山「白石!」

ここで私たちは気付いた




自分たちの勘違いに






私たちは








やっと気づいたんだ

作者から→←284話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (227 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
765人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Maho(プロフ) - すごく面白かったです! (2018年6月25日 21時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - いつも楽しみに読ませていただいています。続きが気になってしょうがないです!更新を楽しみにしています!! (2017年9月25日 23時) (レス) id: e62364b749 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあち - いつも読ませていただいてます(^^)大変だとは思いますが頑張ってください楽しみに見させてもらってます\(^^)/ (2017年9月25日 21時) (レス) id: b979a41ce7 (このIDを非表示/違反報告)
yasupi88(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます!とても面白いです♪頑張ってください (2017年9月25日 21時) (レス) id: 618b23053f (このIDを非表示/違反報告)
mky(プロフ) - 毎回楽しみに読ませていただいてます!続きすごく気になってはらはらしてます(´-`).。oO更新頑張ってください! (2017年9月25日 20時) (レス) id: 3ef5f6d345 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:小雪 | 作成日時:2017年9月21日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。